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菅原ゼミで読んだ短編小説の書評を順次掲載していきます。書評は全てゼミ生が書いています。授業期間中の毎週末ごろ更新です。
※ネタバレありですので気になる方はお気をつけください。
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2020年11月の記事一覧
シオドア・スタージョン「孤独の円盤」書評
本日2本目の更新です。成山美優さんに、シオドア・スタージョンの短編小説のレビューをしていただきます。
シオドア・スタージョン(小笠原豊樹訳)「孤独の円盤」(シオドア・スタージョン『一角獣・多角獣』早川書房、2005)
評者:成山美優
孤独は時に心地よく、時にとても怖いものであると思う。友人や恋人、家族など、誰かと感情を共有することで、人は孤独とうまく向き合っているのかもしれない。