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サラダチキンに人工甘味料?
さて、私はこの半年ほど朝食にサラダチキンを食べてきた。保存が効いて便利なので、毎日ではないが食べるものがないときは大体これだった。
よく筋トレしている方などが食べているイメージのあるサラダチキンだが、実際にその原材料を見ると保存や味をよくする目的でかなり添加物(グリシンやpH調整剤、増粘多糖類、リン酸塩など)が加えられており決して健康的とも言えない。
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特に私が食べていた伊藤ハムの「じぶんプラス 糖質0サラダチキン」にはなぜか人工甘味料のスクラロースとアセスルファムカリウムも入っていて割と謎である。
今日実際にもう一度食べてみたが、やはりこのいつまでも舌にまとわりつくような特有の甘みを感じる。
人工甘味料を「TI法(time-intensity法)」という甘みを評価する方法によって分類すると、口の中に入ってからすぐ甘みを感じるアセスルファムK(先甘味)に対し、スクラロースやアスパルテームのようなものは後から甘みを感じる(後甘味)らしい。
添加物として人工甘味料が使われるときに前者と後者を組みあわせることが多いのは、要するに口の中でいつまでも甘みが続くようにした結果らしい。
よくこの舌に残る甘みが嫌いだとおっしゃる方もいらっしゃるが、これらの人工甘味料は文字通り人工的にそうした効果を期待して調整されているというわけ。
ちなみにアセスルファムKやアスパルテームは砂糖の約200倍、スクラロースに至っては約600倍と凄まじい甘みを持ち、なおかつ消化・吸収されないため、これらを継続的に摂取すると空腹で仕方なくなるらしい。
要するに人工甘味料の入ったものを口にすると、舌では強い甘みを感じるので脳が膵臓にインスリンを出すように指示を出すのだが、実際に糖質が体の中に入ってこないのでバグってしまってハラヘッタメシヨコセ〜〜という状態に陥るようだ。
この間紹介したエリスリトールなどの糖アルコールはインスリンの分泌には影響せずこういうことは起きないのでこちらの方が安全とはされているものの、いずれにせよ個人的には人工甘味料はあまり取らない方がいいんじゃないかな〜と思ってます(小並感)