読書録: 《臆病な僕らは今日も震えながら》
臆病な僕らは今日も震えながら
という本を読みました。
読み終わってから気づいたけど、
『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』
の作者さんなんだ。最近映画館で観に行って超泣いてた。そりゃ号泣するや。
偶然にも同じ作者さんの物語に触れられて、嬉しい。(˶'ᵕ'˶ )︎
最近、読書が好きだったはずなのに、
小説を読んでいても途中で飽きてしまって、なんか、もういいや と投げ出してばかりで。
昔はまるでその世界に浸るように読んでいたのに、私ってなんか変わっちゃったのかなあ。
って悲しく感じてた。さっきまで。
でも今さっき本を読み終えて、
やっぱり本って、この文字から出来ている小説って、物語って、いいなと思った。
きっと読む気がなくなってしまうのはその時のコンディションとか、体調とか、メンタルとか、そういうのにも関係してるんだと思う。
私は曲でも本でも、どこか共感する部分がないと読み進められないのかもしれないな。
まあでもそれならそれで、いっか
ここからはかなりネタバレになってしまうので
気になる人は読まないでください…
毎日を大切にしよう、と思える作品でした。
今当たり前に一緒に生活している人も、明日生きているかなんて分からない。
だから挨拶を忘れずに、噛み締めて生きようと思えました。
昨日noteを読んでいた時か、ふとこの瞬間も永遠に続くとは限らないんだなと思って、好きな曲を聴いて思いにふけていたから、それもタイムリーだったし、
丁度この前保健の授業で臓器移植に関する話をしていたから、より考えさせられた。
なかでも景くんの人柄が凄く好きだな〜と思った。私もよくマイペース、のんびり、「早くして」って沢山言われてきたから、『急がなくていいよ』って言ってもらえると心が落ち着いて…共感しまくりだった。
幸いにも私の周りにそういう人が、大切な人がいて、本当に本当にそう言ってくれる人ってありがたいなと思った。
生きているだけでいい。
私もよく人に言う言葉で、もう全人類、全生物が息をしてるだけでいいと思ってて。だからかすごく響いた。
その思想を大切にしたいなと思った。
これからも色んな本に触れていきたいな。
楽しかった、久しぶりに。
そんな今日でした。
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