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「怒り」の感情には段階がある『アサーション・トレーニング』

書籍紹介

『アサーション・トレーニング さわやかな〈自己表現〉のために』という本を読みました。

アサーティブとは
自分も相手も大切にした自己表現のこと。
自分の自己用減の権利を活用して自ら自分を表現し、同時に相手の自己表現の権利と自由を尊重しようとする考え方。

本書では自己表現の種類を大きく三つに分類しています。
「非主張的自己表現」「攻撃的自己表現」「アサーティブな自己表現」
この三つです。
自分の言いたいことを言うのが苦手なわたしはごりごりの「非主張的自己表現」です
結構ぐさぐさ刺さる部分もありましたが、勉強になりました!

読んでいて驚いたことが2つありまして。
ひとつめは、アサーションは日頃のものごとの見方や考え方から出発する。
ふたつめは、怒りの感情についての解説。

ひとつめはこちらのnoteにまとめています。

このnoteではふたつめの、「怒り」の感情について書いていきます。

「怒り」には段階がある

マイルドな怒り;「不快だ」「同意できない」「いやだ」という気持ち

中程度の怒り;「腹立たしい」「イライラする」「反対だ」「わずらわしい」と言いたい気持ち

最も強度の怒り;「頭にくる」「怒鳴る」「カッカする」「うるさい」「ぶん殴ってやりたい」などの激怒の気持ち

p154

わたしは「怒り=激怒」だと思っていました。
こんなふうに段階があるということを知らなかったです。

「いやだ」が怒りなのはイメージがつきやすいです。
「不快だ」「同意できない」も怒りだとすると、わたしは日頃からめちゃくちゃ怒りを我慢してため込んでいることになります!
しかも自分が怒りを感じていることを自覚していない!🫥

「それって違うんじゃない?」「わたしは違う意見だな」と思うことって多々ありますが、いつも飲み込んでしまうんです。
そして後からもやもやして消化できずに悩んでいました。
多分、相手に「自分の意見を否定された」と思わせてしまうのが怖いんです。

相手と違う意見を言ったとき、相手が「否定された」と感じ怒鳴ったり暴力を振るうことがわたしの人生にはしょっちゅうでした。
これをされたとき、わたしも「否定された」と感じるんですよね。

こうやって傷ついてきたんだって、今受け取りました。🫂

マイルドな段階で伝える

本書では、怒りはマイルドなうちに「やめてください」など言葉できちんと伝えることを推奨しています。
マイルドなうちは、怒ってる感じを出さずに伝えられそうです。

わたしは今まで怒りの感情を自覚していなかったですが、自分のもやもやが怒りから来るものだと自覚できたので、自己表現の伸びしろを捉えられたなぁ!と思っております💪🏻ヤルゾー
激怒としてではなく「わたしはこう感じます」と伝える練習をしていきます!

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