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アメリカで、泥が移動している。その理由は…

こんばんは、勉強ファンです!!

今日は「勉強ファン」として名乗るのは最後ですね…

明日からは「ここまろ」になります!

なので、今日は「勉強ファン」としてちゃんとした最後の記事を書いていきたいと思います!


さて、今日の話題はここから8000キロ以上離れたアメリカです!

最近、National Geographicを見ていたのですけど、

アメリカのカリフォルニア州で、

泥が移動しています。

.…はっ?

嘘のように聞こえますけど、本当です。

まず、下の写真をご覧ください。



これは、カリフォルニア州にあるNiland Geyser(ナイランド間欠泉)です。

一見泥だらけの池に見えますけど、ちゃんとした間欠泉です。

実はこの間欠泉、年に5メートル以上移動しています。

その泥の池が確認されたのは1953年(69年前?)なのですが、

2016年、突然移動し始めました。

突然移動し始めた理由などとして、

近くカリフォルニア州で起こりうる巨大地震の前兆という一説もありますけど、

詳しい理由などは一切わかっていません。


Niland Geyserの特徴


Niland Geyserの"Geyser"は間欠泉の意味を持っていますけど、

Niland Geyserは別に熱くないです。
ですが、

なかなか沼という定義もつけられません.…

だったらなんでしょうかね…


まぁ、それはおいておきましょう!

まず、Niland Geyserの特徴です!

特徴①周辺は腐った卵の臭いがする


これは原因ははっきりわかっていませんが、おそらく腐った海藻や土の中にあるなんらかの気体だと言われています。

一応硫黄ではないようです。

.…入りたくないですね…(◎_◎;)


特徴②深さは全くわからない


えっ、普通におもりをひもにつなげて投げればいいじゃん。

でもそう簡単にはいきません。

2016年ごろにはNiland Geyser(以降「沼」とさせてくださいw)移動を止めるために巨大な石が置かれたのですが、

なんと翌日、その石が消えました。

このようにですね、沼に密度の高いものを置くと、

流動床よりも早く沈んでしまいます。

なので、人が沼に落ちたら、救いようがないのです。

本当に怖いですね…Σ( ̄□ ̄|||)


特徴③二酸化炭素濃度が非常に高い


3番目の特徴として、二酸化炭素の濃度が非常に高いが挙げられます。

これは近くにある断層の影響なのですが、

地中にある二酸化炭素が(人間の)致死量を超える濃度で放出されます。

なので、早朝に行けば、「死の霧」と言われる霧が見れることもあります。


奇跡的に沈まなかったとしても、落ちたら窒息死してしまうということですね。

絶対に落ちてはならない、「死の間欠泉(?)」です。


Niland Geyserが周辺の地域にとって危険な理由


そんなNiland Geyserなのですが、

最近移動し始めたことで、とある問題が起きています。

それは、

周辺のインフラが沼の移動に巻き込まれてしまう危険性があることです。

上の地図をご覧ください。

赤い丸があるのはNiland Geyserです。

その左側にあるのは、鉄道と国道です。

沼がそこを貫通するだけならパイプなどを作って解決!となりますけど、

さっき言ったように、周辺の二酸化炭素濃度は人間の致死量をはるかに上回っています。

 なので、あんなものが道路の近くに通っていたら、エアコンを使っている人や窓を開けっ放しにしている人はあっという間に窒息してしまいます。

 さらに、二酸化炭素は風化を早める特徴を持っているので、道路や鉄道の近くに来たら、沼が通ったところは陥没してしまいます。


 周辺(主に農民)にとっては最悪のパターンです。



Niland Geyserに対する対策


最初の"被害者"であった鉄道を守るため、鉄道付近で5階建てのビルと同じくらいの矢板壁が作られました。

これで一件落着と思われたのですが、、、

2016年10月には、

圧力と二酸化炭素の力で、矢板壁にひびが入り、そのひびから泥が流れてしまったのです。

しかも、その数日後に、

その泥は鉄道の下を通って、(鉄道の)反対側に行ってしまったのです。

計算すると数日で60フィート(18メートル以上)移動してしまいました。

2022年現在では、鉄道と道路の間にあって、勢いもまったく衰えていません。

地域の土木系エンジニアたちはなんとかして道路への浸食を止めるよう、努力をしているとのことです。

自然と人間の戦いは、しばらく続きそうです。


(補足:どうやら地中にたまっている膨大な圧力の影響で、たまには

間欠泉のように泥が飛び舞うことがあります。

これがGeyserと呼ばれている理由なのかな?

これについてはちょっと勉強不足だったので、名前の由来を見つけ次第、この記事の情報を更新します。)


以上です!

どうだったのでしょうか?

今回は日本とは関係のないものを書いたので、大丈夫なのか?と思いながら書いていますけど、

なんだかおもしろいな話題です!

興味のある方、ぜひ調べてみるといいですよ~!


それでは、以上でこの記事を終わります!


(勉強ファン)みなさん、今までありがとうございました!
今後は「ここまろ」として改めてよろしくお願いします!(o*。_。)oペコッ


以上、「勉強ファンでした!」

次回の記事(ここまろとして)会いましょう!!


(´,,•ω•,,)ノ″マタネェ♪


参考資料

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