- 運営しているクリエイター
記事一覧
大人的固定観念爆散 養老天命反転地
岐阜県に養老天命反転地という体験型の芸術庭園がある。荒川修作とマドリン・ギンズ、芸術家と詩人によるアート作品だ。存在を知ったのは中高生くらいの頃で、その名前と見た目のインパクトに気圧された。所在は岐阜県。僕の住む石川県からはそう遠くはないのだが、何かと制約の多い子どもの行動可能範囲からは大きく逸脱している。せいぜい隣の市に行くくらいが限度だ。高校を卒業して自由の翼を得るも、しかし大学生の僕は東京に
もっとみる昭和の遺構・平和堂1号店へ
僕の生まれた石川県に、地方のローカルスーパー平和堂がある。大学進学のために地元を離れても、一時帰省をした際には必ず立ち寄っていた。そのくらい思い入れの強い大型スーパーなのだ。
しかし、平和堂は石川県の生んだスーパーではない。滋賀県は彦根がお膝元である。ゆるキャラブームの火付け役とも言われるひこにゃんの彦根だ。そこに昭和の遺構・平和堂1号店がある。昔から世話になっているスーパーなので、僕にはその始
旅先での寂しさを癒してくれたバーのマスターたち
旅は3日目となりましたが、なんとまだ1日目の出来事を書ききれておりません。夜の散歩がてら一蘭まで歩いた僕は、帰りの道中で1、2杯引っ掛けることにした。知らぬ土地に降り立ったばかりで、周囲には仲間たちと騒ぎ合う若者グループや中国人、韓国人の大群。強い疎外感に苛まれる僕に、夜の暗さが追い打ちをかけてくる。いつもは味方をしてくれる夜とも、今宵ばかりは敵対関係だ。
ギラギラとした歓楽街を歩いていると、一
平成生まれが愉しむ昭和レトロ
今日の日記は写真がもりだくさんです。読んでくださっている方にも旅の雰囲気や臨場感をお伝えできればなという目論見です。でははじまります。
新潟への弾丸旅行を終え、帰宅しました。1番の目玉「ホテル公楽園」は、やはり片道5時間かけて泊まりに行く価値はありました。チェックイン時は物々しい雰囲気で「車のナンバー控えさせてもらいますね」「その鞄、何入ってます?」「宿泊者以外の人間は部屋に入れないでくださいね
新潟名スポット ホテル公楽園へ
前々からどこか遠くに行きたいなと考えていた。思えば昨年は1度も泊まりがけの旅に出ていない。引っ越しなどでバタバタしていたり、そもそも収入がなかったりで旅行にいく余裕がなかった。昨年秋頃からある程度身の回りのあれこれが落ち着き、今月はようやく心にもお金にもゆとりが生まれた。ということで、前々から行ってみたかった「ホテル公楽園」への旅を計画。新潟県にある宿で、僕の住む石川県からは高速道路を使って4〜5
もっとみる