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青年海外協力隊 ドミニカ共和国 活動編

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#小学校教育

青年海外協力隊 活動編 #8「帰国できてよかった」

青年海外協力隊 活動編 #8「帰国できてよかった」

 今日はタイトル通り、この世界中を巻き込んで拡大し続けるコロナウイルスの問題の中、「帰国できてよかった」と思った理由を書きたいと思います。

 まず、私は3月初旬の時点では帰国など全く予想もしていなかったし、全員帰国という知らせを受けても、せっかく職場にもスペイン語にも慣れてきた頃だったので、帰国したくないというのが正直な気持ちでした。しかも、帰国が決まった時点で、ドミニカ共和国を含めた中南米諸国

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青年海外協力隊 活動編 #7「まさかの一時帰国に至るまで」

青年海外協力隊 活動編 #7「まさかの一時帰国に至るまで」

 さて、前回活動編の記事を書いたのが2月7日だったので、それから約2か月近く更新を怠っていましたが、また少しずつnoteを書いていきたいと思います。

 実は、現在ドミニカ共和国から日本へ一時帰国しています。理由は、もちろんコロナウイルス。全世界で活動中の協力隊員を帰国させるという知らせを聞いたときは、中南米はアジアやヨーロッパほど流行しているわけでもなく、正直、帰国したくない気持ちの方が強かった

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青年海外協力隊 活動編 #6「PISA学力調査と算数教育の現状」

青年海外協力隊 活動編 #6「PISA学力調査と算数教育の現状」

PISAとは何か PISAとはOECD(経済協力開発機構)が3年に1度、義務教育修了段階の子供たちを対象に読解力と数学的・科学的応用力を測るもので、2018年のテストには、約80か国から男女約60万人が参加しました。日本からは全国6100人の高校1年生がテストを受けました。

 このテストについて詳しく知らない方も、国際的な学力調査の順位が上がった、下がったとニュースで大きく取り上げられているのを

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青年海外協力隊 活動編 #5「活動2週間目を終えて」

青年海外協力隊 活動編 #5「活動2週間目を終えて」

 今日で活動2週間目が終了しました。ということで、この2週間でやったことをまとめておきたいと思います。

① カウンターパートの授業についていく。
 始まって数日間は、カウンターパートが授業に行くときは、どうしていいかわからずに「行ってらっしゃーい」という感じでしたが、今は行くとこ、行くとこにできるだけ引っ付いて行くことにしています。うっかりしていて置いて行かれることがありますが、最近は「学生の様

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青年海外協力隊 活動編 #4「千羽鶴を広島へ El proyecto de mil grullas 2019」

青年海外協力隊 活動編 #4「千羽鶴を広島へ El proyecto de mil grullas 2019」

 先週の金曜日にドミニカ共和国第2の都市サンティアゴへ先輩隊員の活動見学に行ってきました。色々な学びがあったので、本当は週末のうちに書いてしまいたかったのですが、週末は珍しく熱でダウンしたので、今頃に。。。

 さて、先輩隊員の活動ですが、現在ドミニカ共和国には6校のISFODOSU(教員養成校)があり、そのうち私が活動する首都サントドミンゴの学校以外に、サンティアゴの2校でも先輩隊員が活動されて

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青年海外協力隊 活動編 #3「小学校初訪問」

 仕事が本格的に始まって1週目の今週は、大学のオフィス(職員室)にいることが多く、PISA2018のドミニカ共和国の結果(英語)と日本の結果を見比べながら読む日々。また、前任者のTallerの内容を見せてもらい、自分にできそうなTallerの内容を考えてみたり、いろんな人たちととにかく雑談したり。まだ人の名前も学校の仕組みもよくわかっていないので、何をすれば良いのかよくわからず、思いつくままに何か

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青年海外協力隊 #活動編2 「活動開始」

青年海外協力隊 #活動編2 「活動開始」

 先週金曜日に初出勤となり、いよいよ活動が始まりました。私の配属先はISFODOSU recinto Félix Evaristo Mejía (フェリクス・エバリスト・メヒア教員養成校)です。ISFODOSUは、私の勤務する学校を含めてドミニカ共和国内に6校あり、現在サンティアゴにある2校でも先輩隊員が活動しています。また、6校のほとんどが何度も隊員を受け入れたことがあるため、学校全体として協力

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青年海外協力隊 活動編 #1「着任式」

青年海外協力隊 活動編 #1「着任式」

 今日はMEPyD(日本の経済産業省のようなところ)にて、着任式でした。ドミニカ共和国に来てもう1ヵ月たったと思うとあっという間だという気もしますが、面接を受けてから1年近くたっていると思うとやっとスタートラインに立ったという気もします。

 着任式は、日本大使館やJICA事務所をはじめ、MEPyDの方、そして私たちを受け入れてくれる団体の方がたくさんいらっしゃってました。私の勤務先であるISFO

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