髙見紘司

約10年サッカー指導をしており、現在中学生チームで指導をしています。 https://note.com/takami_koji に移転します。 https://stand.fm/channels/5ff4fb19fc3475e2c8dccf9d

髙見紘司

約10年サッカー指導をしており、現在中学生チームで指導をしています。 https://note.com/takami_koji に移転します。 https://stand.fm/channels/5ff4fb19fc3475e2c8dccf9d

最近の記事

本紹介〈2〉サッカー守備戦術の教科書

全文無料公開。面白いと感じていただけたら、投げ銭100円やRT、いいね、スキをよろしくお願いいたします。 2021年になって、正月休みとなりそしてコロナ禍。時間ができたので読書をしようと思い、手に取った本のご紹介です。 松田 浩氏の「サッカー守備戦術の教科書」です。 https://www.amazon.co.jp/サッカー守備戦術の教科書-超ゾーンディフェンス論-松田浩/dp/486255332X 本の内容/超ゾーンディフェンス論"4-4-2のゾーンディフェンスを極

    • 本紹介 ポジョナルフットボール実践論

      全文無料公開。面白いと感じていただけたら、投げ銭100円やRT、いいね、スキをよろしくお願いいたします。 先日購入し、拝読させていただいた本のご紹介です。渡邉晋さんの「ポジョナルフットボール実践論」です。サッカー指導者の教科書としておすすめしたい一冊です。 https://www.amazon.co.jp/ポジショナルフットボール-実践論-すべては「相手を困らせる立ち位置」を取ることから始まる-渡邉晋/dp/4862555721 本の内容/すべては「相手を困らせる立ち位

      • ドリブルの原則

        こちらのYouTubeラジオの続編です。 ドリブルについてお話させていただいているYouTubeです。 ドリブルには"原則"があります。そのうちの1つが「常に選択肢を持ちながらボールを運ぶ」ことです。 選択肢が少なければ少ないほど、相手は奪いやすい1つのプレーしかできない状態でプレーすると、相手も簡単に抑えることができます。 例えば上の写真でしたら、ボールを持っている選手はシュートも、前線にいる9番へのパス、後ろにいる8番に落してサイドに展開、自分でのドリブル突破と数

        • 遊び

          こちらの記事の続編です。 サッカーにおいての1番大きな物差しは、"サッカーを楽しめているか"ということだと思います。 スポーツをする「play」は「遊ぶ」という意味もある通り、遊びであるということ忘れてはいけないと思います。 スポーツは、なくてはならないものでも政治に関わるものでもありません。 あくまで「余暇」に楽しむものです。 指導者のストレス発散の場でも、指導者が子ども(選手)を使って遊ぶ場でもありません。 子ども(選手)が「遊ぶ」ということが根本にないといけ

          サッカースタイル

          こちらの記事の続編です。 "大きな物差し"とはオンザピッチでは、具体的にどのようなものがあるかという話をしたいと思います。 オンザピッチでの"大きな物差し"とは、「サッカースタイル」のことを指すと思います。 ポゼッションサッカーボールの支配率を高くし、確実なパスワークで相手を崩すスタイルです。 ボールを奪われなければ、ゴールを奪われることもありません。 カウンターサッカー相手選手からボールを奪ったら、素早く前にボールを送り速攻を仕掛けるスタイルです。 相手の守備陣

          サッカースタイル

          成長する

          こちらの記事の続編です。 指導者が持つべき"大きな物差し"についてお話したいと思います。 "大きな物差し"を設定する基準ですが、 一つは「勝つ」ということもそうですが、特に育成年代において大切なのが「成長する」です。 成長するために、どのような物差しが必要か?オンザピッチとオフザピッチ、それぞれで物差しが必要になると思います。 オンザピッチでは、1人1人が能動的にプレーを選択できるようになると、自分で判断して行動できるように成長するでしょう。 オフザピッチでは、指導

          成長しやすい仕組みづくり

          こちらの記事の続編です。 育成年代で"トーナメント戦"しか行われていなかった時にどういった現象が生まれたかについてお話したいと思います。 今もそうですが、育成年代の大会といえば「高校選手権」があります。 高校選手権は、冬に行われる高校年代の全国大会です。 一昔前の高校選手権負けたら終わりの高校選手権は、見るものの心を熱くしてくれます。 しかし、負けたら終わりですので、勝つことより負けないことに重きをおいた戦い方をするチームが多かったことも事実です。 青のチームのよ

          成長しやすい仕組みづくり

          サッカーをポジティブに取り組むための工夫

          こちらの記事の具体例を話していきたいと思います。 いくつかスキをいただきましたので、話を膨らませていきたいと思います。 "サッカーの練習においてのポジティブに取り組む工夫"についてお話します。 「ロンド」においてのポジティブな取り組みです。 ロンドを知らない方に説明をすると、 "鳥かご"と呼ばれることもあり、鬼に複数のプレイヤーがボールを奪われないようにする練習です。 ロンドが日本で流行った背景近年は、当たり前のようにどのチームでも行なっている練習「ロンド」。

          サッカーをポジティブに取り組むための工夫

          言葉遣い

          全文無料公開。面白いと感じていただけたら、投げ銭100円やRT、いいね、スキをよろしくお願いいたします。 「そうやんなー」 中学生ぐらいになると目上の人に敬語を使うことを学び、社会人としてマナーを学び、他人や目上の方に敬語を使うことが染み付いてから、大人にタメ口を唐突に使われると、怒るというよりはびっくりしてしまいます。 世間のイメージは、部活動はそういった礼儀をしっかりしていて、クラブチームは行き届いていないといったイメージだろうと思いますので、指導の現場では、より気を

          サッカーコーチ

          「サッカーコーチ」 一言でサッカーコーチといっても色々な立場のサッカーコーチがいます。 職業としてのサッカーコーチ、アルバイトとしてのサッカーコーチ、ボランティアのサッカーコーチ、お父さんコーチ。 見る人の立場によって、それぞれの立場のコーチの見え方、関わり方は変わってきます。 まず保護者や選手から見たサッカーコーチは、どの立場のサッカーコーチも同じ「サッカーコーチ」 ですので、息子がサッカー始めたので家族として時間を共有するために始めたお父さんコーチも、学生でお小遣い稼

          サッカーコーチ

          指導者に対して

          「こんな指導者嫌だな」 サッカーの指導現場でよく思うことがあります。 私は完璧人間ではありません。 欠陥だらけです。 ですが、選手の前では見本にならなければいけないと思います。 サッカーの現場も育成年代の子どもたちを預かっている以上、教育現場なんだと思います。 様々な子どもたちを預かることがありますが、公平に関わり、見た目で相手を傷つけるような言葉を使うのはもってのほかだと思います。 見本になれていない相手チームや自チームの指導者に対して、モヤモヤしているだけだと自分だけが

          指導者に対して

          選手ファースト

          私は、サッカーを始めた8歳の時からずっとサッカーが大好きです。 しかし、年を重ねるごとにサッカーに対する想いにも変化がありました。 小学生の頃のサッカーは、学校の休み時間や少年団の練習の時間にやって楽しむものでした。 試合では、両親が見に来ていたり、時にはお手伝いをしたりしているにも関わらず、1分も出れず惨めな思いもしました。 それでもなぜかサッカーが嫌いにならなかったです。 10代の頃は、プロ選手になれないことを悟り、直向きに打ち込むこともできず、でもやっぱりサッカー

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          室内トレーニング動画

          最近 YouTubeやnoteに 新たに取り組ませて いただいております。 まだまだ始めたばかりで、お見苦しい所もあるかと思いますが、観ていただけると嬉しいです。 まだまだコロナが落ち着きませんが、自粛期間に撮影したものです。

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          岡田メソッド

          髙見紘司です。 最近毎日更新を続けております。 #いつまで続くことやら #できるだけやります さて今回は 「読んでみて面白かった本」 というテーマでお話しします。 ━━━━━━━━━━━━━━ 岡田メソッド https://www.amazon.co.jp/岡田メソッド――自立する選手、自律する組織をつくる16歳までのサッカー指導体系-岡田武史/dp/4862762913 ━━━━━━━━━━━━━━ 役立ち度  :★★★★★ 面白度   :★★★★☆ 読者対象 

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          モチベーション

          全文無料公開。面白いと感じていただけたら、投げ銭100円やRT、いいね、スキをよろしくお願いいたします。 「これができたら100円ね」 サッカーの現場だけではなく、家庭でも(うちでもよくやってます)見られる"ご褒美システム"ですが、これは成功を目的にするというよりはご褒美が目的になっているので、成功に対するアプローチが雑になってきたり、ご褒美に飽きたらモチベーションが上がらなくなってしまう、というデメリットもあると思います。 持続的に成功に向けてアプローチできるようにする

          モチベーション

          試合にむけて

          「あー、今日の試合あかんなー」 クラブチームを指導していて、試合前のウォーミングアップでだいたい試合の内容が見えてくる時があります。 それは、1人1人の顔色やウォーミングアップに対する姿勢です。 チームの雰囲気と言い表すこともできます。 これがなかなか抽象的で掴みどころがなくてやっかいです💦 ガッチガチにしめあげるとガッチガチに硬い状態でピッチに入ってしまい、ゆっるゆるのウォーミングアップだとゆっるゆるの状態でピッチに入ってしまいます。 どちらにもしても指導者の働きかけ

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