「うつ病は2週間で治る、もし……」を読んで実践したこと。
適応障害と診断され、休職(4か月)のちに復職後(約4か月経過)しましたが、まだ心が落ち込むタイミングがあったりします。
この本は、家から出られない、お風呂にも入れないどん底時代に購入した本です。
当時は厳しいことが書かれてあって「好きではないな~」と感じた本ですが、
再度読み返すと、「アドラー的思考はこういうものだよな~」とメタ認知な解釈をできるまでに回復しておりました。
個人的にアドラーは、不幸でいる方が都合が良いから不幸を選択する
うつ状態が本人にとって居心地が良いから選択しているという考え方です。
うつは脳物質とも関係があるので、考え方でどうにかなるもんじゃない!という考えも理解しつつ、納得させられる本でもありました。
自分のことばかり考えて、「あれが足りない、これが足りないから不幸なんだ」とただ嘆いている状態が「うつ」だと述べています。(ざっくり省略すると)
そうであれば、他人に関心を持ち、見返りを求めないGIVEができないか、
他人のことを喜ばせようとすることで「うつ」を抜けられる。
私の解釈では上記のように書いてありました。
なかなか自分が暗い気持ちで引きこもっている状況で、「誰かのためになにかできないか?」なんて考えるのは難しいことですよね。
人にGIVEするってなかなかやろうとすると難しい。
モノではなくて良いですが、なにかやると「おせっかい」みたいになりそうでね。
私は、とりあえず先に「りんご」を贈ってくれた祖母に
お礼のプレゼントを買うことから行動してみました。
祖母の「りんご」も同僚におすそ分けして年末を迎えたいと思っています。
エーリッヒフロムの著書「愛するということ」でも「信じて自らGIVEすること」=「愛」と呼んでいましたが、アドラーも先行GIVEすることで、自分の精神が保たれると説いており、誰かを愛してGIVEすることが自信の生きる意味になり「うつ」から抜け出せるのかな?
なんて考察しました~
そうなると愛する対象を増やした方がいいのか?
結婚、子供、ペット、愛する対象がまだいないアラサーだから「うつ」傾向に陥った感あるなあ~。。
そんなことを考えた夜でした(おやすみなさい)