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かつての自分に、さよならを

最近の私はこのアカウントを畳もうと準備している面がありました。けれどもここでしか表現できないものがあると気付きました。そのため、どうやったら続けられるのかといろんなことを振り返って考え直してみました。

書いた順に載せるとぐだぐだするので、結論から載せます。

次回からはこれからの書き方ではなく、70%くらいの「無理せず」「マイペース」「自分のために」の3点セットでのゆるゆる投球になります。今まで私の全力投球を読んで下さってありがとうございました。

これからはこの先にある散文調の文章とか、単なる自分の近況とか、自己完結で終わっている文章ばかりになるかもしれませんが、ついていけないと感じたら読むのをやめちゃって下さい。おそらくクオリティのようなものは今までよりもぐっと下がるかと思われます。


今思えばスピカは若干野心家の面があったんじゃないかと思います。一方で望んでいないアドバイスでぺしゃんこになってしまうようなどうしようもない弱さがありました。その脆いメンタルで苦しんでいるうちにいろんなものを失ってしまいました。

これは最後にスピカとしての矜持を込めて書いた文章ですが、こんなに評価して頂くことができてとても嬉しかったです。ありがとうございました。


ここからは私自身に興味のある方のみお読み下さい。↑の文章よりも先に書いたものなのでつじつまなどあっていないところがありますが……。

深い意味を含んだ言葉を使えなくなったと最近思っていました。というか、前は物事を深く考えるよりもぐるぐると考えていることのほうが多かったのです。それが気が付いたらすーっと抜けていってしまって、今はぼんやりと表面的にだけ生きているような気がしています。

それとだいたい同時期くらいから長期記憶でも思い出せることがだんだん少なくなってきてしまいました。ずっと誰にも伝えられずに人知れず温めていた思いとか、もう使い切ってしまったのかもしれません。書くということで自分に合ったもやもやをある程度浄化できたのかも。そう考えるといいことのように思えます。なんでしょう、身軽になったというか。


一方でなんだか何かがからっぽになってしまったような、何かをなくしてしまったような気持ちになります。今となってはそれはなんだったのかもわかりません。けれども、それが私がスピカであるゆえんだったような気がするのです。長い年月をかけて積み重ねてきたものを、煮詰めてきたからこそ抽出できた私にとっての真実を文章にしていたあのころを、もう再現することができません。

とある方の強い言葉を見て「そうできないのは自分がだめだからだ」と落ち込んだりもしました。私はそういう、確固たるアイデンティティのようなものを確立できてはいません。じゃあ弱いだけの私はどうして今ここにいるのでしょうか。好きなものなのに続けることが難しくなり、やめようとばかり思っていた私はどうして今も書いているのでしょうか。答えをもう探す気にはなれません。


ずっとある地点のように戻そうと、少しでも近づけようと無理をして頑張っていたのですが、もうできないんだとようやく気付きました。下がり続けるばかりで、無駄にあがくことは逆によくない。じゃあ何をするかというと、力を抜こうと思ったのです。

ポジティブにいうのなら、あるがまま。普通に言うのなら、気にしない。ネガティブに言うのなら、どうでもいい。そういった表現になるでしょうか。私はあきらめが悪いほうなのでけっこう一生懸命やってきたのですが、もしかしたらこれがはじめて真正面から白旗を揚げた瞬間だったかもしれないと思いました。

そして白旗を揚げてまでここにいる理由ってなんだろうというと、よくわかりません。スピカであることを諦めた代わりに手にしたのは本当の等身大というものではないかと感じています。背伸びもせず、無理をしてまで表現をしない。あくまで書いていてもフラットな自分をキープするような。そんな自分も生き方の過程として、あるのかもしれないと思うことにしました。


普段から気にかけて頂いている方たち、本当にありがとうございます。スキやコメントを頂けると泣きそうになる夜もありました。1年前くらいからの記事は「どうしたら嫌われないのか」と迷いながら書いた精一杯の記事が多かったからです。

ここまで読んで下さり、ありがとうございました。




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