ちょっと一服 4月卯月
4月はいっきに春の光が強くなる季節。
20日は二十四節気の穀雨(こくう)。春の柔らかな雨に農作物がうるおうという意味です。
毎週しっかり雨が降っていますが、そういう時期なのですね。
ちょっと一服
先日のお稽古のセッティング。
茶碗は桜、柳蒔絵。
水差しは蜻蛉の平水差し。蜻蛉は春の道具ではありませんが、気温も高くなり涼し気な道具でお稽古しました。
季節のうつろい
「桜が散ったらどうなる?」と業躰先生(家元直結の指導者)のお稽古で、問われました。
「さくらんぼ。ですか?」と答えましたが、「いや、藤という答えを期待してました。茶花としての話です」と教えていただきました。
今日の稽古場の花は洋花で
余談:抹茶は一杯ではなく一服と数える
JR東日本の車内ビジョン(トレインチャンネル)で、抹茶は何と数える?というのの解説が出ていました。
「お茶は体にいい薬」ということから、薬を服用するというのと同じように「服」を使うそうです。
抹茶は、用量服用に制限はありませんので、おいしく召し上がってください。