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【こだわりについて の内容】


この記事では、息子にあったこだわりと、対応を書いています。


誕生直後から周りの赤ちゃんにはない反応がありました。育てやすい子だと感じていた時期から一転し、家の中でも外出先でも、食事などのこだわりが激しく出始めます。私自身が疲れていく様子や、案外深く考えずに過ぎていったものまで書きました。


幼い頃は、自分の気持ちが表現できずに頭を叩いたり、同じものに没頭することが中心。大人になると「自分はこうしたい」と表現し、本人と「解決方法を話し合えるこだわり」に変化するので、形を変えて続いていくとお分かりいただけると思います。




【誕生から赤ちゃんの頃】


1人目とは思えないくらい安産だった息子。あふれるほど母乳が出るので、病院での私のあだ名はホルスタイン。なのに、初めての子育てで飲ませるのが下手だったからか、全く飲もうとせず、ほぼ粉ミルクでした。


生後7か月頃になると、私と二人きりでないとミルクも飲まなくなり、哺乳瓶なのに外出中は授乳室を探して歩きました。それでも、授乳室に誰か入ってきたら、ぐずって飲まない息子。甘えん坊に思えてとても可愛かったけれど、「何でだろう?」とも思いました。


そして、4か月頃は、私以外が抱っこするとのけぞって嫌がりました。パパでもダメ。そうかと思えば、10ヶ月頃になると知らない人が抱っこしても大丈夫になりました。人見知りもせず、あやすとよく笑います。ベビーカーではずっと静かなので、私の行きたいところに連れていけました。


家の中では、テレビの前から全く動かず。親の後追いもせず、家事も好きなように出来ます。スーパーでも公園でも景色に反応することはなく、笑う時と嫌な時以外はほぼ声を出すことがありませんでした。ぐずって泣いては親を困らせる赤ちゃんを見て、私は上から目線で「大変ね~」と思い、うちの子はお利口だと自慢していました。でも、今から思えば、親の姿が見えなくなっても全く不安そうな表情はしていませんでした。

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