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【質疑応答】「就職先の障害のある人とどう接したら?」千葉大学 2024年スペシャル公開講演会「育て合う」家族のはなし
千葉大学での質疑応答でお答えした内容を、ふりかえっていきます。
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1つめ【就職した先に障害のある方がいたら、どのように接したらいいですか?】
これは千葉大学の学生さんからでした。
この質問が出る時点で、共存共栄したいと思っているわけで。
とても素晴らしいですよね。
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会場ではこのようにお答えしました。
「かわいそうな人」とは思わないでね
誰でも苦手はあって、それを表明してるだけ
オープン就労なら会社が配慮事項を知っているから聞いてみてもいいかも
関係性が出来たら、どんなところに配慮したらいいか直接聞けたらいいね
とても真剣に聞いてくださって、とても嬉しかったです。
改めて考えたことを、追加でお伝えします。
自分ならどうして欲しいか考えてみるとヒントがある
自分も気持ちが落ち込んでパフォーマンスが出せない時はあると思う。
でも、それは外からは見えないかもしれない。
そんな時に、一人で頑張るんじゃなくて周りにどうしてほしいと思う?
ということです。
自分がして欲しいことを、相手にもするだけです。
でも、して欲しいことは人それぞれなので、
上司なり本人なりに確認が必要ということですね。
自分の弱い所を開示して働いている勇気のある人
障害のある方を、かわいそうな人とみるのは違うなと思います。
誰でも今日から障害者と呼ばれる可能性はあるし、
誰にでも苦手はあり、助けてもらいながら生きている。
その自分の弱みを開示して働こうと思う人は、私は勇者だと思うのです。
自分の苦手をオープンにするなんて、誰にでも出来ることではないと思う。
分からないことは分からないと言っていい
健常だからって完璧じゃなくていい
誰でも他人のことはよく分からないのです。
「自分は支える側だから」といって、完璧である必要もないかなと。
支えているはずが、支えられているってこともよくある。
だから「どうしたらいいですか?」と質問したらいいと思います。
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2つめ【友達のお子さんに障害があって。友達にどう声をかけたら良い?】
会場からも、こんなご質問をいただきました。
これも、学生さんからの質問へお答えしたことと近いものがあります。
自分なら、どう声をかけて欲しい?にヒントがあるよ
勇気のいる子育てをしている人です
分からないなら、聞いてみたらいいかもね
という感じでしょうか。
両方に通じることは【相手の気持ちは分からないのが当たり前】
ということです。
分かりたいけど、分からないから教えて
でも、分かりたいと思っているよ
私に出来ることはしたいと思っているよ
という気持ちが大切なんだと思うのです。
相手に余裕がない時は、どれだけ配慮して話しかけても
きつい言葉が返ってくるかもしれません。
でも、根気強く待っていて欲しいと思います。
あなたが、辛くならない程度でいいですからね。
ご質問ありがとうございました。
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