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なぜ職業筋肉の私がスクワット特化型のジムを人形町にオープンするのか

みなさんこんにちは。パンプしてますか?「職業筋肉」山田崇太郎です。実は2021年8月に人形町にスクワットに特化したトレーニングジム、PANDA GYMをオープンします(7月はプレオープン期間)。本日はその背景や私のこのジムにかける思いなどをご説明できればと思います。

その前にクラウドファウンディングやってます。助けてください。

https://camp-fire.jp/projects/view/446878

2018年麻布十番にジムをオープン

実はPANDA GYMは麻布十番でパーソナルトレーニング専門のジムとして2018年から運営しています。麻布十番のPANDA GYMがどういうところかというと、マンションの一室にパワーラックを置き、パーソナルトレーニングのみ(一部グループレッスンもあり)の形式で知り合いのみに指導するような運営を細々とやっていました。

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マンションの一室にパワーラックを設置

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割と普通のワンルーム

PANDA GYMオープンのきっかけは友人でもある千葉さんしゅうちゃんの3人で会社を登記したことから始まります。彼らにトレーニング指導をしていたことがきっかけで「ビジネスにしよう」と言い出されたのでよくわからないけど進めました。会社を登記することの意味もよくわからないまま私が社長になっていますし、正直いまもよくわかっていません。ミナミの帝王で竜一がよく銀二郎に取りに行かされるやつが登記簿謄本なので多分そのへんのものだと思いますが、そのあたりを理解しても筋肉はつかないので重要なことではありません。

登記した会社の社名について

会社の名前は株式会社KNDといいます。由来は筋肉道場です。3人のグループラインの雑談で30秒くらいで決まりました。「筋肉を通じて社会貢献する」ってたぶん設立趣意書に書いてあります。なんだかノリで決めた名前ですが、かなり気に入ってます。実は「株式会社 筋肉道場」にしようかとも思ったんですが、銀行で「キンニクドウジョウ様〜」と呼ばれてスキンヘッドのマッチョが窓口に向かうのは公序良俗に反するということでKNDとすることで着地しました。知性あるパートナーたちがいて命拾いしました。

なぜジムを移転するのか

麻布十番のパーソナルトレーニング専門のジムもやっとのことで軌道にのり、お客様にもある程度ご満足いただけていると思います。ジムのような箱型ビジネスはお客様の生活圏なのかどうかということは非常に重要で引っ越しは既存顧客を失う危険も伴います。しかし、今回勇気を持って移転を決めました。どうしても皆さんに知っていただきたいことがあるというのが移転の一番の理由です。

突然ですが、「スクワットラック」と「パワーラック」のこの2つの違いはご存知でしょうか?

スクワットラック

一般的なスクワットラック

パワーラック

一般的なパワーラック

見ればわかるようにどちらも、

①高さ調整できるバーベルを置くところがある

②安全に潰れられるセーフティーがある

という点においてスクワットのための機能として違いはありません。チンニング(懸垂)ができたり、セーフティを外してデッドリフトができたりと全体的な機能面ではパワーラックのほうが機能的ですらあります。

しかし、パワーラックで行うスクワットは、上部が閉じられていることから閉鎖的な感覚があります。鳥かごみたいなんです。天高のある施設や、青空が気持ちいいという感覚と通ずる部分があると思うのですが、スクワットラックなら開放的な気分でスクワットが行えます。

もうおわかりですね?そう、

『スクワットを開放的にやってもらいたい!!!』

これが移転の理由のすべてです。

トレーニングの魅力として、普段ではまずない己の全力をぶつけられる、力を発揮できる楽しさがあります。ストレス発散にもってこい。そんな最高のスクワットを行えるジムを模索した結果、移転する運びとなりました。

共同創業者の二人にもこのことについてアツく語りましたが、ひくほど理解されませんでした。

口を揃えて

「ちょっと待って。本当に何言ってるのか分からないんだけど。。。ジムみたいな箱型ビジネスは顧客の生活圏にあるから定着してるわけで移転したら再度マーケティングしないと顧客獲得が…」

みたいなことを言われました。あいつら東大とか早稲田とか出てるくせに頭悪いです。顧客が定着するのは生活圏にジムがあるからではなく最高のスクワット環境があるか否かの1点に決まっています。立派な大学を出ておいて、こんなことも理解できない。高等教育の敗北をみました。

でも大丈夫。私、社長なんで。

筋肉道場の議決権は株式有率では決まらず、筋量で決まります。(たぶん)

「お前ら鳥かごでスクワットすんのか!」

という私の意見がなぜか通り、物件を決めてやりました。

なぜPANDA GYMがスクワットに特化するのか

トレーニングの目的はボディメイク、スポーツ技術向上など様々あると思いますが、PANDA GYMは健康に生きるという目的のためにトレーニングを推奨しています。(もちろんボディメイクやスポーツのためのトレーニングもできる施設です。)

このトレーニングの効果を効率的に発揮するために必要な要素は

・筋肉量を増やす

・ホルモン分泌を促す

・機能性を高める(筋力をつける)

の3つです。これを最も効率よくできるのがスクワットなんです。

自重よりバーベルを担いで行った方がより効果も増しますし、その負荷を段階的に増やしていく事で貯筋ができます。効果に満足したなら量を減らして続ければいいのです。

健康に生きるためにもスクワットを人生に取り込む。

これがPANDA GYMがスクワットに特化する理由です。

PANDA GYMの特徴

最高のスクワットのための全てがあります。まず紹介しなくてはならないのが壁付のリグです。リグはMBC POWERさんに無理を言って特注しました。

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こういうのです。開放的なスクワットが期待できます。見てるだけで大腿四頭筋がパンプしてきます。PANDA GYMのカラーとしてはブルーを基調とするので上の写真の赤いところはブルーになる予定です。

Kabuki Strengthのトラップバーも3本あります。ブルガリアンスクワットには最適です。信じられないくらいバッチリストレッチがかかるのでめちゃくちゃ効きます。最高です。Kabuki Strengthについては語り始めると2,3日かかっちゃうのですがとにかく使いやすいです。みなさんにも体験していただきたいです。

トラップバー

Kabuki Strengthのトラップバー

スクワットを強くするためにはスクワットをハードに行うことが一番です。
ただハードにスクワットをし続けるのは正しいフォームであっても現実的ではありません。

トレーニングは刺激です。刺激から回復させる過程で筋肉が強くなっていきます。

基本的にはスクワットで事足りますが、意欲的なあなたは少しでもスクワットのために出来ることはやっておきたい。いいですね。そんな時は補助種目を行います。効果はスクワットに及びませんが、腰や関節の負担を抑えながらポイントでスクワットの成長をサポートしてくれます。

その補助種目のためのマシンも特注しました。

ヒップスラスター
ヒップフレクションのコピー
バックエクステンションのコピー

スクワットに特化とはなにか

スクワットのための動線。普通のジムでなかなか動線に納得いくところは多くありません。しかし、これは多様な目的に対応してるためとも言えます。

スタジオレッスン、有酸素、ボディパート別のトレーニング。たまり場(コミニュティスペースとして)風呂利用として、多目的に使われる、使えるマシン。

なんでもござれ、何にでも対応しています。その分、どうしても機能が分散してしまいます。

家庭用でお馴染みのマルチマシン、なんでジムで少ないか分かります?一つ一つのクオリティが低くて業務用の水準に満たないからなんです。ジムも同様。なんでもできるというのは逆に何にも出来ないのと同義です。目的が明確にあるなら専門家に頼みます。美味い寿司が食べたいのにファミレス行きます?僕は回転寿司に行きますよ。

特化することの意味

PANDA GYMは偏った施設です。設備ももちろん偏っています。他のジムと比べたら不自由かもしれません。でもスクワットに関しての自由度はかなり高く作られています。スクワットというフィルターから設計した施設なんです。

普通のジムを完全に使い切るのは難しいですが、PANDA GYMはスクワットやるジム。設備もそのため。スタジオレッスンも湯船もありません。マッチしない目的の分の施設代も払う必要はありません。

トレーニングのやり方もシンプル。分からない人には理解しやすいツールを提供します。

普通のジムではユーザーの自主性に任せて使い方も教えないからパワーラックで自重トレやサイドレイズしたりする人が見受けられます。なんでやねん。パワーラックでしか出来ない事をやれよ、ってゆうか譲れ。

一方でPANDA GYMには十分なスクワットを行うリグがあります。器具待ちのストレスも少なくなるようにラインナップをしっかりしています。そして効率よくスクワットを伸ばせる方法論を伝えていくつもりです。

マッチしないのはお互いにとって不幸なので予め伝えておきたいのですが、マシンを使ったトレーニングをメインで望むならゴールドジムにいきましょう。僕も会員です。

PANDA GYMはスクワットに最適化した器具の選定と配置にこだわります。ラックの待ちも少なく済むようにリグを揃えましたし、もちろんベンチプレスやフリーウェイトもできるんで他の部位も鍛える事も可能です。ダンベルも60キロまでペアで用意しました。

ダンベルleonのコピー

六角ダンベルを輸入中

なんとなく

フリーウェイト=上級者

マシントレーニング=簡単

というイメージがあるのか、ジムでのフリーウェイトは敷居が高く感じたりします。市営のジムだとフリーのコーナーは上級者や常連ばかり。マシンだとフォームも固定されるんで、普通に使えばそれなりに効くし、大怪我もそうそうありません。

でもフリーウェイトも難しくありません。フリーの自由度はメリットにもなります。軌道がマシンと違って決まっていないので、自然な動きや痛みのある軌跡を避けられる。コントロールする過程で多くの筋肉が関与するのでトレーニング効果も高いです。

スクワットやデッドリフト1種目で全身の70%の筋肉を鍛えられるから時間効率も良いです。

雰囲気も大事。機能性や動線はもちろん、やる気になるライティングやインスタ映えしそうな部分も押さえてあります。

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ジムの完成イメージ

PANDA GYMの課題

と、ここまで最高のジムのアピールと私の思いを語りましたが、どでかい課題もあります。。。

お金です。KNDには貯筋はあるけど貯金はありませんでした。内装にこだわり、最高の器具をそろえている途中で言われました。

「え???お金足りなくない?大胆に計算間違ってんじゃん。会社ってお金なくなると倒産するよ??」

男なら20キロプレートぉぉぉおおお!!!

ノリでバシバシ購入している途中で気づきました。そしてめちゃくちゃ怒られました。社長のはずなのに。あれ??

バーベルスクワットはできるけど、重量が必ず40キロ刻みって男らしすぎない??あとマシンにつけるプレートなくない?なんでトラップバー3本も買ったの??馬鹿なの?

もしかしてライトとか音響とかこだわって高いの発注した??優先順位って分かる??

というわけでクラウドファウンディングやってます。助けてください(泣)

https://camp-fire.jp/projects/view/446878

PANDA GYMの料金

全然お金が足りてないですが、電通、Gunosy、メルカリ、LayerXなど私がこれまでお世話になった会社の現役及びOBOGの方々には勝手に優待プランを検討してます。別途ご案内するのでお楽しみに。

一般の方々は12,000円/月でお使いいただけるようにする予定です。

ゲスト利用は3,000円/2時間 でご利用いただけます。(延長は1時間ごと1,000円)Youtubeなんかの撮影で使ってやってください。

もちろん、私のパーソナルトレーニングもお受けしています。

PANDA GYMの場所

そんなイケてるNEW PANDA GYMの場所は日本橋人形町。

人形町駅徒歩10秒、水天宮前徒歩3分

3路線からアクセス可能という激ヤバ立地。是非遊びに来てください。

そして助けてください!

出版もします!

千葉さんとスクワットについての本も書きました。こちらは2021年8月3日発売です。こちらもよろしくおねがいします!


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