ソタ/男性保育士

2000年生まれ24歳の男性保育士です。 中学生の頃不登校になりその経験を活かしながらボランティア団体を立ち上げました。 ボランティア団体会長、保育士、特撮オタク自分の特性を活かして自分の感じた事を発信して行きます。 たくさんの方にご覧いただけたら幸いです。

ソタ/男性保育士

2000年生まれ24歳の男性保育士です。 中学生の頃不登校になりその経験を活かしながらボランティア団体を立ち上げました。 ボランティア団体会長、保育士、特撮オタク自分の特性を活かして自分の感じた事を発信して行きます。 たくさんの方にご覧いただけたら幸いです。

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不登校でも学校に行きたい

僕は保育士として働いている。 今日はそんな僕の中学生の時の話をしようと思う。 タイトル通り僕は不登校だった。 中学一年生の夏頃だった。僕は学校に行けなくなった。 イジメだった。 野球部だった僕は初めての上下関係の世界に困惑していた。 先輩から帽子を隠されたり、カバンの中に砂を入れられたりした。 同級生からは無視をされ休み時間やグループで僕は孤立していた。 そして僕は学校に行けなくなった。 先生は諦めずに何度も話を聞こうとしてくれたり、イジメの中心となっていた同級生との話の場

    • 受け入れにくい自分の一面

      僕は余裕のある人間になりたかった。余裕のある人間になる事に必死だった。 僕はある時『ゾウとゾウ使い』という話に出会った。 ゾウ=自分の感情 ゾウ使い=感情を制御する自分 簡単にいうとゾウ使いになり、自分の感情を制御する事で落ち着いて考えたり、行動する事ができるようになるという話だ。 僕はゾウ使いになろうと意識していた。 何かの拍子に感情が掻き乱された時「ゾウ使いになろう。感情を抑えよう」と必死に感情を抑えていた。 「そんな事もあるよね」「そんな人もいるよね」 自分の怒りや

      • 協力することで悩んだ日

        僕は保育士やボランティア会の会長として様々な取り組みを行っている。 その中で物事を進める上で必要なのは協力することだ。 自分一人で出来る事には限界もあるし、体力も心ももたない。 だから人は協力する。 だが、協力という言葉には大いなる期待が含まれている。 「協力したい」→助けてほしい。 「協力したのに」→自分の望んだ結果ではなかった 協力という言葉には使い方によって様々な期待表現になる。 期待とは落ち込む原因になる一方で行動する活力の源でもある。 僕もとある取り組みを行う

        • 頑張っていると思っていたのは僕だけなのかもしれない

          僕は悩んでいた。仕事やボランティアでリーダー的立ち位置で、何かに取り組んでいる時、目標に向かい必死に走っていた。 必死で考え、伝え、動き出し、結果に繋げようとしていた。制作物に細部までこだわり、一緒に取り組むチームの人にも同じ所を見てほしいと思いたくさん伝えていた。 いや、沢山伝えているつもりになっていた。 「これだけ伝えたのだから、わかっているでしょう」「わからない事は聞くのが当たり前だよね」「なんでもっと意見をくれないのだろう」と悩みを持っていた。 僕は自分が悩んでい

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        不登校でも学校に行きたい

          僕の思うミニマリストの本質

          僕は約8年前からミニマリストとして生活をしています。 今回は僕が8年間のミニマリスト生活で大切にしているミニマリストの本質について 書こうと思います。 そもそもミニマリストとは 「生活の質を維持・担保できる最低限の量を所有する」人のことを言います。 この言葉だけを聞くと、何でもかんでも捨てる人と聞こえることもあると思います。 ですが、僕の考えるミニマリストの本質は“最低限度の量“と言う抽象的な表現にあると思います。 最低限度の量という表現は非常に抽象的で、人によって捉え方

          僕の思うミニマリストの本質

          頑張るってなんだろう

          僕は中学時代不登校だった。 学校を休んでいた時、よく言われた言葉は「今日は頑張って行ったら?」 という物だった。 頑張ろうとはしている。でも頑張れない。みんなが言う頑張れに答えられない。 そしてまた次の日も「今日は頑張って行ったら?」と言われる。 頑張れの励ましに僕は少しずつ追い込まれていった。 頑張るってなんだろう。 当時の僕は考えた。 周りの人に褒められることが頑張るってことなのか。 現状とは違う行動を起こすことが頑張るってことなのか。 僕は悩んだ。 当時中学生だった

          頑張るってなんだろう

          保育士の思うトイレトレーニングで大切にしたい事

          僕は普段保育士として仕事をしている。 今回は保育士の思うトイレトレーニングで大切にしたいことを書いていこうと思う。 トイレトレーニングとはオムツからパンツに移行することを指す言葉である。 トイレトレーニングには大人が意識する事と子どものメンタル面双方のバランスが大切になると僕は考える。 子どものメンタル面まずは子どものメンタル面についてだ。 以前の「保育士の思う子どもの食事で大切にしたい事」という記事でも書いたが、子どもに限らず、人間の原動力は「やってみたい」という興味

          保育士の思うトイレトレーニングで大切にしたい事

          なぜなぜ期に対する保育士の対応法

          僕は普段保育士として仕事をしている。 今回は2〜3歳頃から始まる「なぜなぜ期」について書いていこうと思う。 そもそもなぜなぜ期とは何か。 なぜなぜ期とはすべのことに関して子どもが「なんで〇〇なの?」と質問をする時期のことだ。 大人が朝急いでいる時「なんで急いでるの?」 道にある石を見つけて「なんで石があるの?」 死について「なんで死んじゃうの?」「死んじゃったらどうなるの?」 など些細なことから大人でもわからない哲学的なことまで質問は様々だ。 僕も保育士として働く中で様

          なぜなぜ期に対する保育士の対応法

          保育士の思う子どもの食事で大切にしたい事

          今回は保育士が子どもの食事で大切にしたい事について書いていこうと思う 僕は現在2歳児の担任をしている保育士だ。 僕が子どもの食事に対して大切にしていることは1つ「楽しい食事にする」ということだ。 最近のニュースで子どもが給食を完食するまで、4時間椅子に座らせ無理やり食べさせるというものや。食事中遊んでいる子どもを年下のクラスに行かせるなどというものがあるようだが、僕としてはそういった行動は逆効果だと思う。 「どうやったら食べるのか」「どうしたらお行儀良く食事をするのか」

          保育士の思う子どもの食事で大切にしたい事

          23歳会長から中学卒業生に贈る言葉2023

          今回は僕が不登校支援ボランティア西濃学園同窓会コネクト会長として2023年度卒業生に祝辞として送った言葉を載せようと思います。 祝辞  卒業生の皆さん保護者の皆様、本日はご卒業おめでとうございます。 皆さん今日までの中学校生活いかがでしたでしょうか。楽しかったこと、苦労したこと、様々な思い出があると思います。私も一つ皆さんとの思い出があります。それは昨年の十月に同窓会主催で行なった在校生と卒業生の交流会です。皆さんと運動をしたり、同じテーブルを囲みゲームをしたり、食事をした

          23歳会長から中学卒業生に贈る言葉2023

          保育士3年目自分にあった働き方が見つかった話

          僕は普段保育士として仕事をしている。 2024年度に入り、僕は保育士4年目になった。 今回は保育士3年目に自分が感じたことを書いていこうと思う。 僕は保育士になり、3年間2歳児クラスの担任を持っていた。 ちなみに4年目の今年も2歳児クラスの担任である。 3年目のはじめ、僕はなぜか怯えていた。2年目で大きな失敗をし、挫折しかけた事で、怯えていたのだと思う。 3年目になり、責任も増えやることも増える。そんなことは容易に想像できた。自分にこなせるだろうか。誰かに迷惑をかけないだ

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          リーダーになって悩んだこと

          僕は2023年から不登校支援のボランティア団体 西濃学園同窓会コネクトの会長になった。 役員のメンバーは全員が西濃学園の卒業生。 それぞれ違う悩みを感じ、違う答えを持った者たち。 だが、1つだけ全員に共通している物それは“誰かのために何かをしたい“ と思える心があり、それを行動に移す力がある人たちであること。 そんな気持ちのいいメンバーのリーダーとして自分には何が求められているのか。 物事をどんどん進める事だろうか、みんなと同じペースで進んでいく事だろうか。 僕は悩ん

          リーダーになって悩んだこと

          23歳会長から高校卒業生に贈る言葉2023

          今回は僕が不登校支援ボランティア西濃学園同窓会コネクト会長として2023年度卒業生に祝辞として送った言葉を載せようと思います。 祝辞 卒業生の皆さん、保護者の皆様、本日はご卒業おめでとうございます。 皆さん今日までの高校生活いかがでしたでしょうか。 楽しかったこと、苦労したこと、様々な思い出があると思います。  皆さんはこれから、進学をしたり、就職をしたりと、自分で決めた道に進んでいく事と思います。 高校を卒業すれば、世間からは「大人」とみなされるようになります。  と

          23歳会長から高校卒業生に贈る言葉2023

          保育士が子どもと話すとき考えていること

          僕は普段保育士として仕事をしている。子どもと関わる中で大切なことは沢山あるが、今回は言葉について書こうと思う。 言葉とは便利な面もあり、不便な面もある。 言葉の微妙なニュアンスや語彙のチョイスにより起こるいざこざ。 最近ではマルハラ(LINEなどのやりとりで、相手からの〝返し〟の文末が「句点」で終わっていると、「怒られているのではないか?」と不安感を抱くこと)などもあるそうだ。 毎日言葉を使い生活をし、言葉を使い仕事をしている大人でさえも言葉の使い方に苦戦する時がある。

          保育士が子どもと話すとき考えていること

          不登校支援ボランティア会の会長始めました。

          不登校支援始めました。このタイトル通り2023年12月から、岐阜県の西濃学園同窓会として、今不登校で悩んでいる子や西濃学園を卒業した子、まだ西濃学園を知らない方々に向けて、様々な取り組みをしていく会を発足。 その名も、西濃学園同窓会コネクトです。 この会をきっかけに多くの方の繋がりを作りたい。を目的に活動しています。 なぜ始めたのか 僕がこの会を始めたののには理由があります。 それは、【自分が不登校を経験したからこそできることがあるのではないか】と思ったからです。 僕は

          不登校支援ボランティア会の会長始めました。

          イヤイヤ期がある理由と保育士の対応法

          僕は最近BARでお酒を飲むこのにハマっています。 約1年程通っているBARで自分が保育士として働いていることを伝えると、イヤイヤ期に対する質問をしてもらうことが多くありました。 今回は僕の考えるイヤイヤ期についてとその対応方を書いて行こうと思います。 イヤイヤ期とは Googleで「イヤイヤ期とは」と検索するとこのような結果が出ます。僕は2歳児の担任をしているため、ちょうどイヤイヤ期になった子ども達と毎日遊んでいます。 靴を履くのが嫌。ご飯食べるのが嫌。オムツを変えるのが

          イヤイヤ期がある理由と保育士の対応法