23歳会長から中学卒業生に贈る言葉2023
今回は僕が不登校支援ボランティア西濃学園同窓会コネクト会長として2023年度卒業生に祝辞として送った言葉を載せようと思います。
祝辞
卒業生の皆さん保護者の皆様、本日はご卒業おめでとうございます。
皆さん今日までの中学校生活いかがでしたでしょうか。楽しかったこと、苦労したこと、様々な思い出があると思います。私も一つ皆さんとの思い出があります。それは昨年の十月に同窓会主催で行なった在校生と卒業生の交流会です。皆さんと運動をしたり、同じテーブルを囲みゲームをしたり、食事をしたりと短い時間ではありましたが、とても楽しい思い出です。
その時私が感じた皆さんの印象は「元気で素敵な笑顔をもつ生徒たちだな」というものでした。
初めて会う私にも気さくに話しかけてくれて、運動やゲームにも本気で向かう姿がとても印象に残っています。
私は普段保育士をしているのですが、保育園に通う子どもたちは、遊びもケンカも、泣くのも常に本気です。だからこそ、子どもたちはどんどんと成長し、大人を驚かせるのです。
皆さんとは年齢はだいぶ違いますが【本気で挑むからこそ成長する】というところに関しては、保育園の子ども達も皆さんも、そして我々大人も同じだと思います。
皆さんは今日卒業をし、それぞれの新しい生活に向かいます。
様々なことに挑戦する中で時には疲れてしまうこともあると思います。でも何かに本気で挑むことのできる皆さんなら必ず答えを見つけられると私は思います。
そして忘れないで欲しいのは、皆さんを大切に思う人が周りにはたくさんいるということです。それは家族、友だち、そして皆さんの母校である西濃学園の先生や職員の方々です。
少し疲れてしまった時も、努力が実って嬉しい時も、いつでもこの母校に遊びに来てください。私も時々ここに来て元気をもらっています。そんなふうに自分が帰れる場所があることに私は感謝し、誇りに思っています。そして、西濃学園同窓会【コネクト】の活動にも積極的に参加していただけたら嬉しいです。
最後に私の好きな言葉を皆さんに贈りたいと思います。それは、2005年に放送されていたナイキのCMに出てくる【いつか遊びがモノをいう】という言葉です。
これから、次々に新しいことに挑戦する中で、自分が遊んでいるかのように楽しいと思えることに自信を持って取り組み続けることで、皆さんの成長につながることを願っています。
卒業生の皆さんの今後のご活躍を心からお祈り申し上げお祝いの言葉とさせていただきます。
令和六年三月六日
私立西濃学園中学校西濃学園高等学校同窓会【コネクト】会長
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