お正月、大福茶で無病息災。実は、ダイエットにもおすすめ
明けまして、おめでとうございます。
いよいよ新しい年の始まりです。
去年は、コロナの流行で仕事の方向性を変えざるを得ない「変革の年」でした。そんなわけで始めたオンライン授業やSNS、しかしネットや機械を苦手としている私は、やらなければいけないと分かっていても、初めはなかなか踏み込む勇気が出ず・・・。
そんな中、家族や生徒さん、そして出会った多くの先生方の後押しで12月に入り、ようやく歩き始めることに成功。本当にありがとうございます。
今年は、ぜひ「躍進の時」になるよう頑張っていきたいと思います!
無病息災を願う、大福茶
さて、11年前に関西にきて始めて知った「大福茶」。
平安時代から続く、新年を祝い、一年の無病息災を願ってお正月に欠かせない縁起のよいお茶です。
大阪へ来て教えてもらってからは毎年、今では朝一に頂く我が家の習慣となっています。
大福茶の由来
平安時代中期に京の都で疫病が流行り、空也上人が疫病退散を願って梅干を入れたお茶を病人に与えたところ、疫病が鎮まりました。
その後、この徳にあやかろうと、天皇が毎年お正月にこのお茶を飲むようになります。
それが庶民へと広まり、幸福の福の字をあてた縁起のお茶「大福茶」として今日まで伝えられてきました。
コロナが収束しない今だからこそ、新年に無病息災を願って家族で「大福茶」を楽しんではいかがでしょうか。
食材に込められた先人達の「想い(意味)とは」
結び昆布
喜びをを表す縁起物「こんぶ」→「よろこんぶ」。
それを結ぶことで、喜びにあふれた一年を願う気持ちが込められています。
梅干し
「うめ」→「産む」→「子孫繁栄」
梅の実がしわしわなことから、しわが出来るまで夫婦円満を願うともいわれています。
その他、黒豆には「豆に働く」「健康」「丈夫」などの意味があり、新しい一年が健康に過ごせるようにと大福茶に入れることもあるそうです。
作り方
・結び昆布(なければ普通の昆布でも構いません)
・梅干し
・お好みのお茶(緑茶・ほうじ茶など)
※ 黒豆や山椒を入れることも!
1 湯呑に結び昆布と梅干を入れる
2 お茶を注ぐ
関西のお茶屋さんでもいろいろな大福茶が売られているので、お好きなお茶屋さんの大福茶を探しても面白いですよ。
実はダイエットに向いている大福茶
昆布には、便秘を解消し、糖の吸収を緩やかにし、血糖の上昇を抑える「フコダイン」と呼ばれる海藻特有の水溶性食物繊維、
塩分を効率的に外に排出する効果や脂肪の燃焼を促進する、ねばりの成分である「アルギン酸」が含まれています。
「クエン酸」などが豊富に含まれている梅は、疲労回復や新陳代謝を活発にする効果が期待できます。
もちろん、緑茶や番茶などには殺菌作用や抗ウイルス作用はもちろん、体脂肪を低下させる働きをもつ「カテキン」が含まれています。
つまり、大福茶は糖の吸収を抑え、新陳代謝を高め、脂肪の燃焼を促進する。しかも便秘にも良い!
お正月の縁起物ですが、冬至の季節にお勧めの飲み物でもあります。
ちなみに私は、昆布を粉末にして小さじ1杯、梅を一粒、そして番茶を注いだものを飲んでいます。
まだまだ寒い季節が続きます。
ダイエットはもちろん、ウイルスに負けない体づくりに役立ててみてはいかがでしょうか。
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