セミドライトマトで
私、ミニトマトが苦手です。
好きではありません。
バイト先にいると、お客様がよくミニトマトを買っていかれます。皆んな好きなんだねぇ〜といつも思っています。
ミニトマトの何が苦手かというと
口の中に入れて噛んだときに、トマトの皮が破れて中身がドバッと出るあの感じが嫌いです。
口の中での様子を敢えて言葉にするならば
『弾け飛び散る‥』です
普通のサイズのトマトが好きです。
それでも、めちゃくちゃ好きではありせん。
そんな私ですが、数ヶ月前に行ったごはん屋さんで、ドライトマトを使ったパスタを食べました。友達数人と色々な料理を頼んでシェアする感じでしたが、わたしのお皿にもドライトマトが入っていました。
口にした瞬間『うんま!』と思いました。
ドライなので、もちろん口の中で弾けませんし、トマトの旨みがすごく凝縮されて、しかも甘いのです。
何処かに売っていたら買おうとその時は思いましたが、すっかり忘れて、普通のトマト生活をおくっていました。
先日、お店が暇でミニトマトを綺麗に並べていた時、忘れていた『ドライトマト』が私の中にスッと入ってきました。
作ろうかな?作れるよね?
作りました(拍手!)
先に、言っときますよ
『めちゃくちゃ美味い!』
では、作り方です。
とってもミニなトマトより、少し大きめのミニトマトがおすすめです。なぜなら、扱いやすいから。
さっと洗って、水気を取ります。ヘタを取り半分に切ります。
ドライにしていく方法としては、自然に何日か天日で干してドライにしていく方法もあるようですが、天気を気にしながら何日も外に干すのが正直『面倒だな』と思ったので、今回はオーブンを使って時短でサッと作りました。
天日で干した方が、お日様の恵みをいっぱい吸収して絶対美味しい気がするのですが、何の迷いもなくオーブンを選びます。
切り口から水分が出ますから、キッチンペーパーで抑えて水気を取ります。
この後、天板に並べるのでザルではなく、最初から天板を使っても良いです。
クッキングシートの上に、ミニトマトを並べます。
初めてなので、手探りです。
水気を取ったトマトにほんの少しだけ軽く岩塩を振りました。
140度で45分焼きます。
一度様子を見てみます。ここで表面の水分をキッチンペーパーで再び吸ってもいいです。
私の場合、小さいミニトマトは少し表面が乾燥してきていましたが、大きめのはまだ水っぽいので、さらに45分焼いていきました。
気をつけるのは高温で焼いて焦がさないこと。
オーブンも下段で様子を見ながら焼いていきます。私は少し焦がしてしまいました。
トマトから垂れた水分がシートの上で焦げてトマトの表目を少し焦がしました。
完璧なしっかりした乾燥というよりは
セミドライな感じです。
これでよしとしました。
ひとつ食べました。
甘くて、表面は振っておいた岩塩がいい塩梅で初めてにしては上出来です。
庭のタイムと、ローズマリーを摘んできて オリーブオイル漬けにします。
そのまま食べても美味しいですが
翌日とその翌日で
2品ほど、試してみました。
ひとつ目はパスタ
『セミドライトマトとアンチョビ&タコのパスタ』です。
具材を入れていくときに、タコを麺より先に入れてしまったのですが、アスパラ、アンチョビまで入れたら、パスタの茹で汁を入れ乳化させます。そこへセミドライトマト50グラムほどと、麺、薄くスライスしたタコをいれます。
このタイミングなら、タコも硬くならないです。
サッと絡めたら塩胡椒で味を整え、完成です
セミドライトマトがあるだけでこんなに美味しいの?っていうくらい美味しいです。
もうひとつは、ブルスケッタ。
切ったバケットにオリーブオイルを塗ります。
トーストします。
トーストした表面にニンニクをこすりつけて香り付けします。
今回は2種のブルスケッタをつくります。
キウイとアボカドをら5ミリから8ミリ角くらいに切ります。
出来上がりはこんな感じ
ひとつ目は、アボカド、生ハム、アンチョビフィレ、モッツァレラ、バジル、セミドライトマト
もうひとつは、キウイ、生ハム、モッツァレラ、バジル、セミドライトマト
ここにも、セミドライトマトを漬けておいたオリーブオイルも少しかけます。ハーブの香りがついていて良いです。
はぁ〜なんだこれは
めちゃくちゃ美味しいではないか
ワインだな。ワイン久しぶり〜
セミドライトマトは、他にも
ピザや炒め物にも加えると良さそうです。
ギュッと美味しさが凝縮されて、とても気に入りました。これは常に常備しておきたい一品になりそうです。
アイコや、高糖度ミニトマトとかで作ったらもっと美味しいかしら?
これからは、ミニトマトも買うことになりそうです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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