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検閲官を排除していくプロセス

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影を描く

勧めてもらった短編小説を読んでいたら、絵を描く時にモチーフそのものを描かず影とか空間を描くことで浮かび上がらせるやり方を思い出した。

表現したいことそのものを文章にすると息苦しくなってしまうし、想像する楽しみも奪われる。
登場人物の行動や情景を冷静に切り取ることで、何が起きたかだけではなく、空気感や時間の経過まで描き出すことができる。

この小説は全体を通して、一見何を表現しようとしているのか、

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神の視点は邪魔

また今日も全知全能の神の視点から自分を観察してる、冷徹に。
私は生まれたばかりで無知で無垢な生き物だから、世界のあらゆることに好奇心を持つことができるはずなのに。

あるべき人間の形を心の片隅に置いてしまう、理想は幻想なのに。
やりたいことはずっと見つからない。

無駄に複雑になったその考えを、思いをそのまま受け容れる。
流動化する。
地面を這いつくばって草花や昆虫を観察する。
仰向けになって空を

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ファッションアイコン

幸せなファッションアイコンとしての生を全うする 心がない心がないと思いこんでたけど今は心という概念がはっきりとわかる 年を経るごとに創造性を失っていくような幻想がまとわりついてるけどそれは幻想に過ぎない 衰えていくと言うより満たされていく感覚 見えないものや今ないものを補おうとして新しいものができる 満たされたから創造性がないように感じる ハングリーであることは大事だ 物質的に満たされすぎてると創

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現象

死にたいとか生まれてこなきゃよかったとか子供の頃から思いながら行きてきた。
子供の頃はそういう言葉に対して厳しい世の中だったんだと思う。
毎日食べられて教育も受けられてそんなにいい暮らしをしているのに死にたいというのはおかしいってことだろう。

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求めるものは余白

タイトルどおりは書かない。
久々に目の前に余白が現れて自分と向き合う時間がきた。

さっきまであることに夢中になっていてそれがやめられなかった。
心の声に素直に従いただただ娯楽ではあったが情報をインプットした。
人様の役に立つかいなかで言えば一見全く役に立たなそうなことだ。
本当に娯楽のために情報を貪り食った。

何に感動しているかというとどこかで共感してるがその野生にあこがれているのかもしれない

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林を通り抜ける間に

林を通り抜ける間に

車で林を通り抜ける間頭の中でなにかドバドバと流れていくものがあった。

思い込みが流れて落ちていくようだった。

いくつものペルソナを並行して好きな時に好きな自分でありたいと思った。

荒削りで気取らないでいい。

今ここにあるのは視点だ。

ここから空を見上げたり、ここにいて空からの眺めを想像してみたりしている。

でかけたい衝動

でかけたい衝動

天気がよく暖かくて外に出たい気持ちになっている。
頭の中でなんとなくあそこに行きたいと考えてるが、一人で楽しんでいて良いのかという思いが頭に浮かぶ。
一人で楽しむことを遠慮していたようだ。
身近には苦しんでいるかもしれない人がいるというのに自分だけ良いのかと。
本当は真っ先に自分の幸せが優先されるべきだから、誰かとそれを共有できないときは一人で楽しむのが良いのだ。
自分の願望・衝動を真っ先に叶えて

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書かなきゃいけないこと

書かなきゃいけないことって時々お風呂の中で思いつく。

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