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銀森 そのみ
2020年7月7日 03:46
切り傷の意味を、大人は知らない私たちだけが、知っている――言葉ではなく、理屈でもなく、感情だけで知覚していた 理由をみつけることの難しい衝動の数々 身体が言葉を見つけるのは、いつだって時間がかかる
2020年7月6日 06:03
心が痛くて耐えられなかったから心の痛みを別の場所に移植した切り傷の意味を、大人は知らない私たちだけが、知っている
2020年7月5日 09:00
神様にお願いをする私の ”好き” を奪わないでください告げられなくてもいい届けられなくたっていい添い遂げられるなんて、思っていないただ、今はあの人を好きでいさせてください神様、お願いです私の好きを奪わないでください
2020年7月4日 07:16
心を半分、あのこにあげた問題をきいて、解決するために時間も半分、あのこにあげた悩みをきいて、慰めるために「だって、親友だもの」という、それは大変に便利な隠れみのだった実際、親友だったのだから、それはしごく当然なことだったあのこは、左にいけば問題は解決するというところをどうしても、右を選んでしまうわかっていても、いつも右を選んでしまう――つまるところ、私は肩入れをしすぎたの
2020年7月3日 06:46
私は、同じ夜に同じ夢をみたことは、言わなかった。
2020年7月2日 07:35
私は死んだ私たちは死んだ私たちは恋をしていた自分の全てを捧げてしまうほどの、大きくて熱い恋その恋は、叶わなかった私たちの恋は、叶わなかった私たちの恋は死にそして、私たちの一部も死んだ私たちの心が流した涙は、あふれ、たまり、流れ、一つの大きな泉をつくった死んでしまった心のカケラは、そこに棲む私たちは生きている生きて人生を進めているそれでも、私たちの悲しみは終わら
2020年7月1日 21:39
あの人のことも大好きだったしあの人といる時の自分も大好きだった
2020年7月1日 02:08
そんなにストイックに生きなくていいと、誰か他人に言ってほしい
2020年7月1日 00:23
思考は、言葉になる前に消えるくちもとまで出かかって、わたあめのように消える伝えたいことがあるのに言葉に置き換えることができない伝えたいことがありすぎてどこから始めていいのかわからない誰にも届かない誰にも届けられないたまった言葉は湖になり、私はそこに沈んでゆく水の中ではもう、声を出すことも出来ない
2020年7月1日 00:10
本当は知っている知っていて、目をそらしているだけ頭の中で考えなければ、言葉にならないから、そしたら認めなくてもいいから、だから、見ないふりをしているだけ簡単なこといつだって、こうやって、私は自分をごまかして、見つめたくないことから注意をそらすそのせいで、心が思考に裏切られたと思うなんて、ちっとも考えもしないで
2020年6月30日 04:21
その正体を知らないふりして金色の小箱に閉じ込めて鍵をかけて水に沈めた名前もつけず本当は空に放ってやるべきだったのだ鳥のように