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ここまで見る!小児の尿路感染症で評価すべきエコーのポイント
「小児の熱源精査」で尿路感染症(以下、UTI)は念頭に置かなければならない病態の一つです。UTIは、腎盂腎炎、AFBN、腎膿瘍、膀胱炎といった、エコーの本を開けば出てくるような疾患なので、経験された(指摘した)方も多いでしょう。
しかしながら、UTIを見つけただけでは解決に至らない場合があります。
というのも、上部UTIを発症した小児は腎尿路異常がある可能性が高いため、その異常を見つけないと炎症
明日からやりたくなる!水浸下エコー実践!
水浸下エコーとは普段エコー検査に携わっている皆さん、水浸下エコーをご存知ですか?
水浸下エコーとは、その名の通り対象物を水の中に浸してエコーで見ることです。
エコーと病理の対比の重要性が年々認知されていくなかで、水浸下エコーも同様に重要性を増していると感じています。
今回は水浸下エコーについて書いていこうと思います。最後まで読んで頂けたら幸いです。
水浸下エコーってどうやるの?水浸下エコーは
note記事でYouTube、vimeo以外の動画を添付する方法
どうもエコーファーストです。
普段は臨床検査技師としてエコー検査(超音波検査)に関する記事を投稿しています。
エコーの投稿をするにあたって、動画を記事に載せれたらいいなーと思っていましたが、調べてもYouTubeとvimeoの事しか書いていません。
note公式からも動画投稿はYouTubeとvimeoの指定だけでした。
筆者が考えるエコー検査の欠点について
前回の↓こちらの記事の続きになります。
筆者が読者(というより一般の方)に1番伝えたい事になります。
早速ですが、エコー検査の1番の欠点は、施行者(エコーする人)による結果の差がでやすいことです。つまりは、技術や知識の差がでやすいのです。
CTやMRIは撮る人での画像の差が少なく、結果を書くのは放射線医(専門の医者)です。
一方エコーは、画像を出すのがそもそも難しい(特にお腹)。違う人がや
自己紹介とエコーの魅力
初めまして、エコーファーストです。
普段は総合病院に勤める臨床検査技師です。
note初の投稿なのでまずは自己紹介を兼ねてエコーに対する想いを書いていきます。
・エコーファースト(由来は後述)
・199○年生まれ、男性
・約400床の病院勤務(2024年)
・得意領域 腹部
さて、近年ではほとんどの施設・医療従事者が「画像検査はエコーよりCTやMRIが優秀」といった風潮があるのは言うまでもな