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品質向上は百難隠す?
京大卒元メガバンカーで今はアパート大家したりオンラインサロンを運営したりシーシャバーに出資してみたり、近々ライターになるかもしれない総一郎です。
最近『破天荒フェニックス』という本にハマっている。
オンデーズという売上20億、借金14億の会社を個人で買収して再生させ、JINS, ZOFF, OWNDAYSという日本3大メガネ販売店?の地位を揺るぎないものにするまでの物語だ。
今日は、その本の中でも何度も気付かされることなのだが、やっぱり「商品のクオリティが高い」って最重要だよねという話をしたい。
#結論を言ってしまった …
#写真はキャンプ中他のみなさんが食事の準備をする中一人シーシャの準備を済ませ一服するわたくし
photo by てんなさん@clean_heart1111
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▼品質向上は百難隠す?
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僕は押し売りの類(たぐい)が嫌いなので、求められてもいないものを売るという営業が嫌いだった。
特に銀行なんて、扱っている主な商品は「金貸し」=「融資」だ。
融資が商品、つまり、金を貸すことが商品なわけだが、お客さんからしたらどこの銀行だろうがお金はお金だ。
青い銀行だろうが赤い銀行だろうが、借りるのは同じお金だ。
金利が何%か?とか何カ月、何年貸してくれるのか?という期間で差別化は出来るものの、そんなに大きな差は生まれない。
「どうしてもこの銀行さんからお金が借りたい」とはあまりならないのだ。
わりとどの銀行だろうと良いという場合も多い。
となると結構、「長年の付き合いだから」とか「熱心にお願いされたから」というような合理的ではない判断で競合に勝ったり負けたりする。
「借りてくださいよ」と、付き合いで借りてもらうなんてこともまかり通る。
だからこそ営業マンの腕の見せ所で、気に入られる能力が大事になってくるので、そこにやりがいを感じるという人もいるだろう。
僕はそうではなかった。
商品に差別化要因が無く、「絶対におたくの銀行から」と求められてもいないのに売るということを常にやらなければならないのは苦痛だ。
と思っていた。
差別化できるものが少ない中でも差別化要因を作って数字を作れるのがデキる営業マンなのだが、僕はそうではなかった。
『破天荒フェニックス』の中にこんな一節が有る。
『お客様と直に接するスタッフにとって、品質の悪いものを売らなければいけないことほど、苦しくて仕事が嫌になることはない。』
本当にその通りだなぁと思う。
もちろん品質が低かろうが売るのが営業マンの仕事なのだろうが、「自分なら買わないなぁ」と思うものを売るのは少し想像しただけでも苦痛だ。
逆に、商品の品質さえ高ければ、「自分なら買う」と営業マンが心から思えるので営業にも熱が入る。
営業に熱が入るし、そもそも品質が高いから売れる。
売れるから営業が楽しくなりもっと熱が入る。
という好循環になっていく。
営業トークとか営業テクニックとか。
マーケティングだとか、営業マンのモチベーションアップだとか。
営業数字の管理体制だとか、インセンティブ制度だとか。
そんなものは小手先の話で、シンプルに商品の品質を上げることこそがボトルネックの解消だ。
対症療法ではなく根治だ。
経営者が最優先に考えるべきは商品の品質向上なのかもしれない。
そうすれば自ずと営業マンが活気づき、売上は立っていく。
僕のように記事を書く者も同じだ。
どの媒体だろうが、どんなサムネにしようが、どんなタイトルにしようが、コンテンツのクオリティが伴っていなければ話にならない。
フォロワーやいいねが欲しければ記事の中身を洗練させねばならない。
そういうことだ。
たまにはネタ切れの搾りかすかもしれないが、良い記事はちゃんと評価していただけていると思う。
「フォローお願いします」
「いいねお願いします」
「拡散お願いします」
なんて言うよりも、読者がそうしたくてたまらない内容を書けば良いのだ。
それはなかなか簡単ではないかもしれないが、それがやりがいでもある。
…ということで、みなさんにいいねとフォローと拡散をお願いして今日の記事を終わりにする。
よろしくお願いいたします!
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