20250106「漣の呼吸」
冷たい空気を吸って
冷たい空気を吐く
静かな呼吸と
それではない息をして
透明なものまでも
見えてはいるが
見ることもない
気のせいだったのか
少しずれただけなのか
わたしに戻して
それらを確認している
たぶん大丈夫
そう思っているうちに
夜が暁け
朝が待っている
項目をまとめ
それらの範疇を附置し
その連関を眺めては
そこの繋がりとやらを
別の方へと接続すれば
他の意味さえ想像できる
ありえないこともないが
あることを知らないけれど
期待と予感で
沸騰しつつ醒めている
結び目を少し解し
柔らかにきつくしたり
ふんわりさで
その強弱を回転させている
出来事の多事で供給されるものたち
行き先はどこかで知っている
嗅覚の向こうでは
既に待ってはいるものの
それまでの過程では
困難が躓かせている
難なく得ることもあれば
そう上手くいかないこともある
周波の連綿に則り
身体を与え
動力資源を力にして
循環の漣を送っている
そのままでもいい
変換できればそれでいい
白さを口にしつつ
まだまだ遠くへ吠えている
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