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20241017「今に戻って」

繰り返すほどに
積み重なり
それでいて省き
抽象の触りを撫で
方々へと赴く
好奇心の彼方から
どうでもいいようなくらいに
わがままだったり
憎らしくとも可愛いかったり
どこからともなく
そこに在って
ふとした瞬間には
もういない
よくよく考えても
別の角度で今を起こす
眠気欠伸で朝を待つ

次々の連続
こなす仕事や役割の方
できることなら休んでいたいし
ちゃんちゃんと言葉を声にし
朗らかに歌うこともできるだろう
変なことばかりなのは
いつも通り
そんな道々を曲がっては
突き当たりで
また引き返す
ひとつの解が分かったとするなら
それもまた一計
読み継がれた物語を
今に展開し
馴染むように転換しておこう
夜になればもう眠っているだろうから

どこかの遠くへと
意志を投げては
拾いに行く
どこがどこへとのろのろ歩き
目指している途中で出会したり
なんだ足元にあるじゃんなんて
そんなこともあったりして
気づけないくらいにもう当たり前
未来の反対側に過去が待ってて
過去の反動で未来を捕らえる
そもさん我に帰り
今を放擲し
も一度足元を見ている
気づけないが他方では
既に知っているのなら
もうここで今に戻って還る

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