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20250131「目的の場所まで」

刻まれたそれらを
再度集合し
それぞれの間合いで
並べつつ散会している
離れていても
集っていても
ひそひそと
おおっぴらに
自分を預け
帰って来たものを
既に受け取っている
気づかない内に
悩んだり解放しながら
よくある話しだと
そう思える時が来るのだろう

どれを選んでもいいのだと
過ちの連続であっても
どこかでは正解を受け取っていて
全部ではないが
小さな気づきを返し
反応するのは
柔らかなその空気
見えないけれど
確かにあるのだと
わかっていれば
もう大丈夫
適度な誤謬を滲ませて
染まるのは
わたしたちのどこか
あなたの声が響いている

震わせた音色を胸に
解き放つのはいつなのだろう
誰かの一言で変わっていくのなら
そんな時間も同等に優しい
過ちの連続であっても
しばらくすれば
気も晴れるとしておいて
次の選択を既に交わしながら
目的の場所まで
知らぬ某が誘っている
振り向きつつ進み
帰らぬけれども
それでいいと言い聞かし
新しい場面を作って行こう
別のコマをそっと差し替えている

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snufkinsmile
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