見出し画像

日常食① 

成人発症の食物・アニサキスアレルギーの人の日常食はどんな感じかなと、一般の方にはイメージしにくいと思います。

ちょっと恥ずかしいのですが、私の日常食を時々、このブログに載せようかな、と思っています。診断直後に困っている成人患者さんのヒントになれば幸いです。

ある日の自宅ランチ

牛もも肉、家で収穫したゴーヤの炒めもの、小松菜、えのき、缶のスイートコーン、白米。

作り置きを温め、準備5分、食事10分のクイック昼ごはんです。結構な量。この位食べないと一日1500kcalを下回って体重が減ってしまうので、頑張って食べてます。

スイートコーン缶は防災食として常備。避難所でおにぎり・炊き出しの汁物は、アニサキスの人はNGの可能性大なんです。

ある日の外出お弁当

茄子バルサミコ炒め、冷凍ブロッコリー、かぼちゃの煮物、キャロットラペ、ゆで鶏むね肉(家族用)、自家製バナナブレッド。こちらも詰めるだけで、準備は5分。

人参はクイジナートのフードプロセッサーで、10本5分で綺麗に切ってくれます。
フードプロセッサーで、バナナ、牛乳、重曹、小麦粉か米粉、レモン汁(重曹と反応させ膨らませる)を3分混ぜる。レーズン・クルミは後入れで、オーブン210度で30分。発酵なしで簡単、卵不使用。

バナナブレットは、バナナとレーズンの甘みだけで、砂糖不要。 おやつにもなり、お勧めです。魚介からのミネラルが取れなくなり、クルミを入れて代替補給。クルミアレルギーの方は、入れなくても十分美味しいです。お好みで、シナモン・ナツメグ・ブランデーやラムを入れても、秋の大人の味に。

小麦アレルギーの方は、米粉に変えても美味しいです。ミズホノチカラお菓子用という熊本製粉の米粉だと、他の米粉より膨らみやすく、きめ細かくオススメ。

普通の米粉パンを作る時も、ミズホノチカラのパン用を使うと、グルテンを入れなくても、イーストのみで十分膨らみます。グルテンアレルギーの方にもおすすめです。

私は魚介・鶏・豚・卵・一部の豆もだめなので、たんぱく質不足が課題です。家でレンチンした湯豆腐は大丈夫なので、毎日食べています。

食物アレルギーになると、売っているお弁当や外食が使えず、どうしても調理の時間が増えます。効率化のため、まとめて作り置きをしています。2-3時間かけて数種類作り、減ってきたら、またまとめて作る感じ。冷蔵庫のスペースが足りなくなってしまい、買い替え検討中です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?