
Photo by
torikerapochi
【architecture】窓学|喋る窓
イタリア|アマルフィの街を見下ろす窓にひとりのおじさんが外を眺めている
窓台には、たばこ、灰皿、眼鏡、ラジオが置かれている
ここからこのおじさんは道ゆく人に声をかけ、たばこを吸い、ラジオを聞く
道から友人からの酒の誘いの声が聞こえると、たばこと財布を持って出かける
そんな光景が浮かぶ写真である
日本ではあまり見かけなくなった光景である
しかし、『あの窓にはいつもあの人がいる』みたいなコミュニティに憧れる
インターホンを押すことなく道から声を掛けて呼び出す
幼い頃は私もそんな生活をしていた
幼馴染は道から大声で呼び出し2階の窓から返事がある
窓は常に開きっぱなし
なんか、いい
濃密なコミュニティ
今日はミジカメニ