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小学校も民営化してみたらどうでしょう?

「今年度から100%ペーパーレス化されます」

2024年度4月。

次男の通う保育園ではこんなアナウンスがあり、本当に「ペーパーレス」が実現した。

・連絡帳(乳児)
・活動報告(幼児)
・遅刻、欠席、送迎時刻の連絡(親から)
・毎月のお便り・献立
・成長記録(身長、体重など)
・写真販売のお知らせ
・懇談会他のアンケート

市町村からの配布物を除けば、見事なペーパーレス。

電話による連絡も継続してるものの
「急遽病院に寄ってから登園するので少し遅くなります」みたいな連絡をアプリで済ませられる事は本当に助かっている。

因みに次男の通う保育園は「民営」の「認可保育園」。

アレ?

民営?公立?
認可?無認可?

よく考えたら、この辺の位置づけがイマイチ分からない。

でもね、認可保育園の中に「公立」と「民営」という選択肢がある。

これって小学校・中学校にも応用できないのだろうか?

公立と民営の違い


私が住む市町村では、現在7歳の長男が生まれた頃に続々と公立の保育園が民営化された。

今では「公立保育園」はほぼ無い。

そもそもの成り立ちが分からないので調べてみたら、こちらの記事を発見した。

2004年、小泉政権の「三位一体改革」で公立保育所の運営費が一般財源化されました。それまでは、公立も私立も保育所の運営費は国・市区町村・都道府県が分け合って負担していたのですが、このときから公立のみすべて市区町村の負担となりました(国の説明では公立の運営費は地方交付税に含まれていることになっている)。この制度変更によって、公立の民営化が一気に進むようになりました

記事より

ほうほう。
つまりは「財源」の問題で全国的に民営化が進んでいるワケね。

選択肢のある幼児教育


私は属性問わず15か所位保育園を見学した。

記事の中にもあったけど、「認可」と呼ばれる保育園は一定の基準をクリアしているものの、それなりに「差」があった。

・園庭の大きさ
・沢山遊ばせる園
・教育を重視する園(英語、書道)
・持ち物の差
・布おむつ
・使用済オムツの持ち帰りの有無

乳児の頃は「持ち物」「オムツ」等、親の立場から見た面が気になった。
一方、幼児になると「教育的要素の有無」についても気になる。

長男の時代は「入園できれば御の字」という感じだったので「選択できる」という状況ではなかった。

でも、少子化をキッカケに待機児童は減少した。

そして、元々「私立」が多い幼稚園も幼児教育・保育の無償化により「ほぼ負担ゼロ」で通えるようになった。

更には幼稚園も「園長保育」「夏休みの預かり保育」等がスタートして、働く親の選択肢は更に増えたのでは?と思う。

選択肢のない教育機関


一方、小学校になると「ほぼ」選択肢がなくなる。
広い目で見れば、国立・私立と言った特別な小学校がある。

だけどそこには、想像を遥かに超える負担がかかる「受験」がある。
何よりも「親の経済的負担」が相当かかる。

そこでふと疑問になる。

そもそも未就学児の段階で、子供は全然違う道を歩んでいる。

そして「親の関わり方」も、園によって全然違う。

因みに次男の通う保育園は、親にお手伝いを一切求めない園である。
逆に、小学校のPTA以上に親のお手伝いを求める園もある。


「経済的な負担がほぼ同じ」という前提に立った上で
未就学児は無数の選択肢がある一方、小学校の選択肢がほぼ無い。

素人の意見として思う。
何か不思議ではないか?

縦割りの弊害


改めて調べてみたら、そもそも「国」として管轄が違う。

未就学児→こども家庭庁
小中学校→文部科学省

なるほど。

意思決定機関がそもそも違うワケですよね。

でも、これだけ不登校が増えている今。
やっぱりメスを入れる必要があるのでは?と思う。

「公立は全て一律」ではなく。

・伝統的な昔ながらの学校
・オルタナティブスクールみたいな学校
・通信+通学のハイブリット校

そういう特色ある学校が、経済的な負担、受験というフィルターもなく選択できたらどれ程良いだろう?


子供の成長と社会の変化は早い。
6歳の時にベストだった学校が、10歳、12歳の時にも変わらずベストとは限らない。

決められた道を歩く日々ではなく。
常に「自分で選んだ」と言える日々を歩んで欲しいと思って仕方がない。

〈あとがき〉
因みに私は「学区内」の公立中学校に通っていましたが、片道徒歩50分でした。
通学路は農道だったので日陰も一切なく、水筒の持参も途中で水を買う事も禁止でした(そもそも自販機もないけど)
実家周辺は自然が豊かで素晴らしいですが、もし同居・近居する事になったら、我が子はあの中学に通うのか…と思うと、とても引っ越せません(笑)
※もちろん、今となっては水筒の持参はOKになってるかと思いますが。

今日も有難うございました!


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