小学校も民営化してみたらどうでしょう?
「今年度から100%ペーパーレス化されます」
2024年度4月。
次男の通う保育園ではこんなアナウンスがあり、本当に「ペーパーレス」が実現した。
・連絡帳(乳児)
・活動報告(幼児)
・遅刻、欠席、送迎時刻の連絡(親から)
・毎月のお便り・献立
・成長記録(身長、体重など)
・写真販売のお知らせ
・懇談会他のアンケート
市町村からの配布物を除けば、見事なペーパーレス。
電話による連絡も継続してるものの
「急遽病院に寄ってから登園するので少し遅くなります」みたいな連絡をアプリで済ませられる事は本当に助かっている。
因みに次男の通う保育園は「民営」の「認可保育園」。
アレ?
民営?公立?
認可?無認可?
よく考えたら、この辺の位置づけがイマイチ分からない。
でもね、認可保育園の中に「公立」と「民営」という選択肢がある。
これって小学校・中学校にも応用できないのだろうか?
公立と民営の違い
私が住む市町村では、現在7歳の長男が生まれた頃に続々と公立の保育園が民営化された。
今では「公立保育園」はほぼ無い。
そもそもの成り立ちが分からないので調べてみたら、こちらの記事を発見した。
ほうほう。
つまりは「財源」の問題で全国的に民営化が進んでいるワケね。
選択肢のある幼児教育
私は属性問わず15か所位保育園を見学した。
記事の中にもあったけど、「認可」と呼ばれる保育園は一定の基準をクリアしているものの、それなりに「差」があった。
・園庭の大きさ
・沢山遊ばせる園
・教育を重視する園(英語、書道)
・持ち物の差
・布おむつ
・使用済オムツの持ち帰りの有無
乳児の頃は「持ち物」「オムツ」等、親の立場から見た面が気になった。
一方、幼児になると「教育的要素の有無」についても気になる。
長男の時代は「入園できれば御の字」という感じだったので「選択できる」という状況ではなかった。
でも、少子化をキッカケに待機児童は減少した。
そして、元々「私立」が多い幼稚園も幼児教育・保育の無償化により「ほぼ負担ゼロ」で通えるようになった。
更には幼稚園も「園長保育」「夏休みの預かり保育」等がスタートして、働く親の選択肢は更に増えたのでは?と思う。
選択肢のない教育機関
一方、小学校になると「ほぼ」選択肢がなくなる。
広い目で見れば、国立・私立と言った特別な小学校がある。
だけどそこには、想像を遥かに超える負担がかかる「受験」がある。
何よりも「親の経済的負担」が相当かかる。
そこでふと疑問になる。
そもそも未就学児の段階で、子供は全然違う道を歩んでいる。
そして「親の関わり方」も、園によって全然違う。
因みに次男の通う保育園は、親にお手伝いを一切求めない園である。
逆に、小学校のPTA以上に親のお手伝いを求める園もある。
「経済的な負担がほぼ同じ」という前提に立った上で
未就学児は無数の選択肢がある一方、小学校の選択肢がほぼ無い。
素人の意見として思う。
何か不思議ではないか?
縦割りの弊害
改めて調べてみたら、そもそも「国」として管轄が違う。
未就学児→こども家庭庁
小中学校→文部科学省
なるほど。
意思決定機関がそもそも違うワケですよね。
でも、これだけ不登校が増えている今。
やっぱりメスを入れる必要があるのでは?と思う。
「公立は全て一律」ではなく。
・伝統的な昔ながらの学校
・オルタナティブスクールみたいな学校
・通信+通学のハイブリット校
そういう特色ある学校が、経済的な負担、受験というフィルターもなく選択できたらどれ程良いだろう?
子供の成長と社会の変化は早い。
6歳の時にベストだった学校が、10歳、12歳の時にも変わらずベストとは限らない。
決められた道を歩く日々ではなく。
常に「自分で選んだ」と言える日々を歩んで欲しいと思って仕方がない。
今日も有難うございました!