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読書教育「ヨンデミー!」の体験で、驚きの効果が突然現る。

「これ、今日最後まで読む!・・・・読みたい!!」

午後8時過ぎ。

さっきまで「目が痛い」と言っていた次男が、再び本を読み始めた。

そろそろ寝て欲しいけど、せっかくの意欲を削ぐのは勿体ない。

ヨンデミー!が長男ではなく、次男に大ヒットしている。


あまり変化のない長男


長男がヨンデミー!の30日無料体験をスタートして丁度半年が経った。


アプリを開くと、ミニレッスンがスタートして「連続〇日」等のスタンプが押されるシステム。

長男は「僕30日毎日やるよ!」と宣言し、確かに毎日ミニレッスンを受けている。

でも、肝心のミニレッスンの内容をきちんと読んでる様子はない。
適当に読み進め、レスポンス(選択式)を押す行為と最後のジャンケンを楽しみにしている。

最初の数日こそ「おすすめされた本」を読み、感想を提出していた。
それも4日目頃から全く読まなくなり、いつもの通り漫画(理科ダマンとか)を読んでいた。

読み終えた本は、アプリ上で「〇〇の書」というページに本の表紙が並ぶ。

その見た目が満足感を得られるようで、「おすすめされた本」ではなく自分の読んだ漫画を登録してニヤニヤしていた。

「これは、30日無料体験が終わったらオシマイだな」

そう思っていた矢先。
次男がヨンデミー!に触れ初めてから長男も再び「おすすめされた本」を読み始めた。

読み始めた…と言っても、本当に読んでいるのかはイマイチ分からない。

近くで見ていると明らかに読み飛ばしている様に見える。

感想も「すごく面白かった」みたいな感想しか出てこない。
感想を書く為の「ヒントガチャ」という機能?があるけど、全然使っていない💦

「だるまさん」が「こんとあき」に!!

驚きなのは次男の方である。
次男は登録したものの、数日間全くヨンデミー!に興味を示さなかった。

そもそも次男はひらがなが読めるようになったばかり。

スラスラと読めるとは言い難い状況なので、たまに赤ちゃん絵本を持っていって「ママに読んで!」と、わざとお願いして練習している様な状態だ。

「だるまさんが」が1冊読めただけで「凄い!凄い!」と褒めていた。

ところが。

ヨンデミー!の登録を終えると最初におすすめされた本は、明らかに次男のひらがなレベルを超えているものだった。

何とコレ。

私の中で「好きな絵本TOP3」に確実に入る「こんとあき」である。

ご存知の方も多いかと思うが、「だるまさんが」に比べたら文字数もページ数も膨大。

それでも「おすすめされた本」の中では、これしか手持ちの本がなかったので次男はこれを読む事にした。


「こ・ん・は、あ・か・ち・や・ん・を」
こんな調子で、一文字一文字読んでいるだけで全然内容が入りそうもない。

しかも「で」と「だ」を何故か読み間違えたり。
濁点や「ぱぴぷぺぽ」等の〇を正しく読めなかったり。
「ちゃ」「ちゅ」「しょ」等の小さい文字が出てきた時の読み方も怪しい。


読んでいる間、私は付きっきりになった。
絵本の文字の下に指を添えて、読み間違いがあればイチイチ訂正する。

うん、シンドイ(笑)

お互いに疲れるので途中で読むのを終わりにして「途中まで読んだ」とヨンデミー!に記録・感想提出をして2日間を終えた。

そして3日目の昨日。

次男は「今日中にこれ全部読み終わるよ!」と大張り切りで読み始めた。

初日より遥かにスピードが上がり、何度も出てくる単語「あき」「こん」「だいじょうぶ」等はサラっと読めるようになってきた。

そして遂に3日がかりで読んだ絵本をアプリで登録し、表紙が追加されると次男のやる気に火がついた。

私が「おすすめされた本」を借りてきたので、その中からもう1冊初見の本を読み始めた。

表紙を見るとユルそうだけど、中身は結構文字数が多い絵本。

「これも数日かかるな」と思っていたのに。
何と、途中休憩を挟みながらも40分程で読み終えてしまった。

びっくり( ゚Д゚)!!

今日はコレを読むそうです。

次男の無料体験は残り22日。
この調子で毎日読んでいたら、劇的な変化があるかも…?

1人読みの伴走が足りなかったかも

次男のやる気と成長に驚きつつも。
ふと、長男の事を思う。

そういえば、長男が1人読みを始めたのはいつだろう?

年中の後半頃から私が「エルマーのぼうけん」を購入し、読み聞かせて「絵本から児童書」の移動を少しづつスタートした。

イマイチ記憶がないぞ?と思い、過去の記事を振り返ってみたら年長の頃に「はれときどきぶた」位は1人読みしていたみたいだ。

だけど、それ以外の本をきちんと読んでいたのか?は怪しい。
「はれときどきぶた」も「ふたりはともだち」も結局読み聞かせをした。

この頃に学習系漫画を1人で読むようになったので、徐々に「読み聞かせ」をする事も減っていた。

こんな感じの漫画。

でも、これも文字を読んでいるのか?が怪しい。
「どっちが強い」辺りは読んでる気がするけど、他の漫画は絵を楽しんでいるだけ?にも見える💦

つまり・・・・今更気づいてしまった。

長男の1人読みデビューには一切関与せず、放任していた(笑)

もちろん音読の宿題があるので「文字が読める」事の確認?はしてるし、スラスラ読めている。

だけど、「自分で好きな本(漫画以外)を読む」という経験のサポートは一切していない。


大人だって「読みやすい本」「苦手な本」がある。
読んでいる途中で飽きてしまい、挫折する本がある。

それでOKなのだ。

「おすすめされた本」をイマイチちゃんと読んでるのか分からない。
感想も出てこない。

でもそれは、長男にとって「刺さる一冊」ではないだけかもしれない。

最初の数ページを読んで「もっと読みたい!」と思える本に出会うまで、沢山の本に「出会う」しかないのだ。


そう考えると、何も意識せずに子供が「本にハマる」状態を作りだす事は結構難しいかもしれない。

だって、やっぱりゲームや動画の方が楽だし喰いつきも良い。

あと半月程度で、2人がどんな変化を遂げるのか楽しみ。

<あとがき>
次男が本を読んでくれて嬉しいですが、そうなると自分の好きな事をする時間が減るのでジレンマを感じます。
結局親としても、マイクラやったりTV見ていてくれた方が自由時間が増えるので、親子共に都合が良いワケですよね(笑)
ホント。昼間の2時位に帰宅したいです。

今日もありがとうございました。



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