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〈お受験〉課金ゲーム化する理由は親のメンタル
次男が4月から通っている、小学校受験専門塾。
今月から「新年長クラス」になりました。
早い(;'∀')!!!
現在の年長さんは10月・11月に小学校受験本番を迎えて教室を「卒業」。現年中が11月から「新年長」として新たなクラスで1年をス
タートします。
先日1回目の授業を終えましたが、授業終盤のクラス担任からのマザーリングはとにかく「課金誘導」でした。
私は現在「恐らく小学校受験はしない(予定)」が、小学校受験での学びがとても気に入っている為、通塾させています。
つまり「受験信者」「絶対合格したい!」ではない、ナナメな視点の保護者です。
そんな私から見ると「こうして課金ゲーム化するんだな」と感じるポイントがいくつもありました。
これは小学校受験に限らず、中学・高校・大学…と、どの受験についても同じ事が行われると思います。
我が家の立ち位置
現在小1の長男は、2022年に小学校受験をして不合格でした。
「何が何でも私立へ行かせたい!」ではなく、偶然にも通える範囲に「物凄く素敵(に感じた)私立小学校」があり、年長の6月頃からやっと本気で受験対策をしました。
年長クラスになってからの、冬期講習・春期講習・GW講習は全てスルーして、夏期講習と秋期講習のみしか受講しませんでした。
夏期講習以降も周りの方に比べたら少な目な受講でしたが、夏期講習だけでも家族で沖縄旅行へ1週間行ける位のお金が飛びました(泣)
現在、長男はとても楽しく公立小へ通っています。
私自身も、通学の不安や、通学に要する時間、親の関わり具合(私立は保護者会が多い)等を考えると、結果的に公立で良かったと今の所感じています。
じゃぁ何故次男を幼児教室へ通わせるのか?と言うと、長男が約2年通ってみて「通っておいて良かった」と感じる点があるからです。
只、コスト・時間に加えて受験本番が近づくと「小学校生活の練習」なんて言っていられないような空気になってくるので、「辞め時」を探ったりもしています。
課金ゲームの始まり
新年長クラス1回目の授業。
早速「冬期講習」のパンフレットが配布されました。
それと同時に「クラス担任との面談」の日程調整。
マザーリングでは、冬期講習と150分授業への誘導が繰り返し展開されました。
・新年長クラスから1年間のカリキュラムはらせん階段の様に組まれている。
・冬期講習の連続授業は、1か月分に相当する内容。
・この冬期講習を受けた子と受けない子では、年明けの出来が変わってくる。
・シラバスの土台が抜けていると、後からどんなに積み上げてもグラグラになる。
・ここをちゃんと受講した子は一年後「サクラが咲いている」
・冬期講習の申し込みは既にスタートしている、迷っているならまずは席を確保する事。
・100分コースでは、受験科目に必要な内容を網羅できない。
・受験本番は待機時間も含めて2時間半以上かかる。1年前から常に2時間半の授業を受講し続けた子は「サクラが咲いている」
・まだ100分コースの方は、2時間半クラスに挑戦してほしい。
・100分と2時間半のクラスではどんどん差がつく。
・うちの子には2時間半無理なんて思ってはいけない。子供を信じなきゃ受験には勝てない!
私は話を聞きながら「あぁ、このセリフ前も聞いたな」と感じていました。
先生はノートかプリントか、何かを見ながら繰り返し語気を強めています。
「そんなに2時間半を推すなら100分コースなんて作らなければ良いのに」と心の中で突っ込みを入れつつも。
確かにうちは「サクラが咲かなかった」ので、何も言えない(笑)
課金させる心の声「不安」
思い起こせば、長男が新年長だった頃。
冬期講習をスルーした年明け1回目の授業で「春期講習」のパンフレットが配布されました。
周りの「冬期講習」をしっかり受講した保護者さん達は「もう春期講習?終わったばっかりじゃんね~」と言いながら、「どれ取る?」と相談していました。
春には無事に受験を終えた卒業生がエールを送りに?授業にやってきて、保護者同士は「先輩合格ママ」へ聞きたい事を聞く時間が設けられました。
その時も、「夏期講習は何を受講しましたか?」と質問される方がいました。
先輩ママが「殆ど受講しました!もう不安で仕方なくて!」と答えると、その場にいたみんなが「うんうん!」と大きくうなずいていました。
「絶対合格したい」その思いがあると冷静ではいられないのです。
途中下車できない課金ゲーム
小学校受験よりも、中学受験は更に通塾期間が長い。
学年が上がるにつれて「週1回」では済まなくなり、時間もお金もふんだんに使う。
正直「もう無理かも」「こんなに頑張っても合格するとは限らない」と辞めたくなる瞬間が訪れすかもしれない。
それでも「ここまで時間もお金もかけてきたんだから、今辞めるワケには行かない」殆どの人がそう思うだろう。
また、「塾の先生」だって
「〇〇君なら必ず乗り越えられますよ!」
「お子さんを信じてあげなきゃダメ!」
「親がブレると子供に伝染しますよ!」
と畳みかけてくる。
でも、冷静になればこれは「塾の先生」の言葉だ。
本音でどう思っていても立場上「もう辞めた方が良いですよ」とは言えない。
去年は私も「必ず合格したい!」と思っていた保護者なので、不安になり課金したくなる気持ちが痛い程分かる。
でも、子供が中学・高校・大学…と進み、その先どういう「社会人」になるのか分からない。
こんな事を言っておいて、急に気が変わって次男が小学校受験をしたり、長男が中学受験をするかもしれない。
それでも「この受験に、そこまでお金と時間をかける意味があるのか?」と冷静に考えられる自分でありたいと思う。
皆さんの「受験考」や体験談等、良かったら教えて下さい(^^)
今日も最後までお読みいただき有難うございました。
素敵な一日になりますように☆彡
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