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旅の途中の拾い物

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感じたことや思ったことなど残したい話たち
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記事一覧

自分サイズの旅の形

自由気ままにどこへでも行ける人になりたかった。 中学生の頃、大型バイクに乗って一人で日本…

佐倉侑
2週間前
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COMITIA150/文学フリマ東京39参加します

イベント参加のおしらせです。 ・11/17(日)COMITIA150 ・12/1(日)文学フリマ東京39 文フリは2…

佐倉侑
2週間前
9

あの日の「じゃあね」は星の距離

近所でごはんを食べて、その延長で、彼氏や気になる人や仕事の話、上司や先輩の愚痴を言いなが…

佐倉侑
3週間前
1

「ごっこ」っていくつになっても惹きつけられる魅力的な言葉

「おうち図書館ごっこ」 あまりにも楽しそうな響きに、ついリンクを貼らせていただきました。 …

佐倉侑
1か月前
5

華美な手帳で無敵な気分

paper blanksの「火の鳥」のノートを入手しました。paper blanksのノートはどのシリーズも表紙…

佐倉侑
2か月前

恐竜が為せなかったことに挑戦しているのだとしたら

どうせ"終わる"命に意味はあるのか。 この問いはわたしが中学生の頃から常に身近にあるものだ…

佐倉侑
5か月前

深海に行きたかった僕ら

思考の海に溺れたい。空を遮る電線のことを考えていた中学生の頃。それが許される世界があることを知れていればと思う。そうすれば、右も左も分からないままでも、ただ思考の海に溺れることが出来たかもしれない。 今はもう溺れることが許されない世界に投げ出されてしまった。右も左も分からないままただ進むしかできない世界でもがきながら泳ぐことしかできないでいる。泳ぎ方も知らないままで。不恰好なフォームで。 溺れることが許される世界で溺れていたかった。溺れることが許される世界を通らずに泳ぎ出して

その熱に胸を灼かれる

年始に駅伝を観ることが風習になってから何年経つでしょう。ある年のある双子の走りに魅入られ…

佐倉侑
10か月前
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よるにねて、あさおきる

夜に寝て、朝起きる。 それだけのことで、最近、時間が増えたような気がする。 朝とは一生仲…

佐倉侑
10か月前
3

「ラピスラズリお好きなんですか?」

「ラピスラズリお好きなんですか?」 そう聞かれた時、返答に詰まってしまった。 何かを好き…

佐倉侑
11か月前
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ローズピンクとの思い出

それは赤ではなく、はっきりとしたピンク(色鉛筆のももいろ)でもなくて、もう少し赤に近い混ざ…

佐倉侑
1年前