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寂しがり屋の君が、何でもないよと笑った
その優しさが君を傷付けていませんように
031 だからきっと、私はもう還れないのだった
街灯ひとつないような田舎で東京のラブソングを聞いて、意味なんて一つも分からないまま大人になった。街が光る分、星は手を抜いているらしい。三百六十度の夜空は幅六メートルになって、北斗七星を探す癖はとっくの昔に喪失した。雨で湿った土の匂いが、びしょ濡れのコンクリートの匂いに変わった。好きだったわけじゃなかったから、別に良いけど。
何もないと笑って話したけど、何もないところが好きだった。死ねばいつか自
エモいとか、そんな簡単な言葉に収まるような感情じゃなくて
私がいつもそばにいるとは限らないからね
色違いの指先、全部君にあげるよ
あまり遠くへ行かないでね
あなたの透き通る黒目の奥でわたしは
ふたりなら、なにが見えましたか
人の夢はいつだって儚い
あなたへの想いとともに涙も枯れ果ててしまいそうです
さよならいつか
夜がいつかあける平等性がいつも救いで、
今はそれが憎い
あたたかさが、すべてを掬ってくれますように
季節を外れてもまだ忘れられないことばかりある
012 当たり前の顔をしてそばに居ないでね、それって絶対特別なんだから
(年末の話を今更上げました。)
年末なので大掃除を始めた。きっとマメな人は毎日きちんと掃除をしているから、大掃除で苦労することはないのだろうな。ズボラにクイックワイパーを週に一回かけるだけじゃあ、いざよく見るとあちこちの汚れが気になって仕方がなくなる。目が悪いせいにするけれど、遠目では分からないのだから生活に困らない気もするが、いやいや、気持ちよさの問題だな。マメに掃除をする気力が欲しい。
大