槙伸二

どこにも所属できない仲間はずれな文字達をなんと呼べばいいのか、ただ 文章 では愛想…

槙伸二

どこにも所属できない仲間はずれな文字達をなんと呼べばいいのか、ただ 文章 では愛想がなさすぎるし、エッセイと呼ぶにはたいそうすぎる。村八文とでも言ってみようか。そんなとりとめもない文字たちをつらつらと書いていきます。目的なんぞはございません。クスッとひと笑いあればこれ幸い。

記事一覧

私ですらわかることがある

 男か女か     肌の色は何色か  生まれた土地は何処か  信仰するもはなんなのか  プライドを置く場所はどこにあるのか  人生を何にかけるのか  人それぞれ、…

槙伸二
11か月前

三十路男のエトセトラ #5

 私は関西人である。  生まれも、育ちも現在の在住も関西だ。    日本で最も有名、有名というかよく耳にする方言は関西弁であろう。  言わずもがなテレビやYouTube、…

槙伸二
1年前

White Riot 

 今日も俺は怒っている。オコッテイル ではなく イカッテイル。  暴動でも起こしたいくらいに怒っている。 イカッテイル。  何をしてもつまらないから怒っているん…

槙伸二
1年前
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おっさんがスナックで歌うべき曲 PART1

 とあるnoteのユーザーが、おっさんがスナックやカラオケバーで歌う曲について実に的を得た面白い記事を書いていた。  聴き覚えのない昔の洋楽、若者に寄り添った流行り…

槙伸二
1年前

三十路男のエトセトラ #4

 苦境は、友を敵に変える  〜ユリウス・カエサル〜  誰しも、一つや二つ嗜好するものがあるだろう。アルコール、甘味、カメラ、筆記具、人それぞれだが、私の場合はま…

槙伸二
1年前
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Paradise City

 俺は今日もクソみたいな気分でキーボードを叩き始めている。  どうやら俺は気分がいい時と最高に気分が悪い時に何かを書きたくなるようだ。  「気分が悪い時」、これ…

槙伸二
1年前
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三十路男のエトセトラ #3

 チャットGPTが世間を賑わせている。AIは賢くなっていく一方だが、その賢さに果た して我々人間は追いついているのか? そもそも我々が必要としているものはそういった…

槙伸二
1年前
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三十路男のエトセトラ #2

「漢」 という字を 「オトコ」 と読む、女性に財布はあけさせない程度には男でありたいと思い三十数年生きてきた。   ちょっとした用事を済ませようと、道を歩いている…

槙伸二
1年前
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三十路男のエトセトラ #1

 喫茶店で、電車の中で、肘がぶつかり合う赤提灯の立ち飲み屋なら尚更で、別段聞き耳を立てているわけでもないが、お隣さんの会話が聴こえてくるのはよくある話。  今日…

槙伸二
1年前
4

Gimme Shelter

現在の時刻は深夜の2時を回ったところ。そろそろベッドに入ってもいい時間だが何故か俺はこのどうしようもない文章を書こうとしている。  動機は何かと自問してみてもよく…

槙伸二
1年前
1

私ですらわかることがある

 男か女か 
 
 肌の色は何色か

 生まれた土地は何処か

 信仰するもはなんなのか

 プライドを置く場所はどこにあるのか

 人生を何にかけるのか

 人それぞれ、何もかも違う

 しかし、我々は皆等しく人間なんだ

 

三十路男のエトセトラ #5

 私は関西人である。
 生まれも、育ちも現在の在住も関西だ。
 
 日本で最も有名、有名というかよく耳にする方言は関西弁であろう。
 言わずもがなテレビやYouTube、あらゆるメディアのバラエティコンテンツで関西弁を使う芸人が多いからだ。

 おそらくその影響であろう、仕事柄、ちょこちょこと北海道から九州まで行くのだが、「関西人は口達者で面白い人が多い」 という認識が割と全国的に持たれている。

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White Riot 

 今日も俺は怒っている。オコッテイル ではなく イカッテイル。
 暴動でも起こしたいくらいに怒っている。 イカッテイル。

 何をしてもつまらないから怒っているんだ、何事も楽しむ姿勢が大切だよ と諭されたところで、つまらないものはつまらないんだから仕方がない。

 酒を飲もうが、女を買おうが、仕事を熱心にしてみようが、美味いものを食おうが、つまらない!!

 暴動でも起こしたらアドレナリンは出るだ

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おっさんがスナックで歌うべき曲 PART1

 とあるnoteのユーザーが、おっさんがスナックやカラオケバーで歌う曲について実に的を得た面白い記事を書いていた。

 聴き覚えのない昔の洋楽、若者に寄り添った流行りのPOPS、さては感情の入りすぎたエレファントカシマシ 等々  全てノーグッドだと。

 おっしゃる通り、全くの同感である。

 会社の飲み会の2次会、ホステスとのアフター、後輩と一杯やっている時、カラオケボックスでなくてもマイクを握

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三十路男のエトセトラ #4

 苦境は、友を敵に変える  〜ユリウス・カエサル〜

 誰しも、一つや二つ嗜好するものがあるだろう。アルコール、甘味、カメラ、筆記具、人それぞれだが、私の場合はまずもってタバコである。
 
 もし何かの間違いで、私にこの十数年間を自伝にしてくれという依頼がきたとしたらなんの迷いもなく、『私はタバコを吸っていました』と勢いよくタイプしiPadの電源を切るだろう。
 
 そんな私の人生の大半を

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Paradise City

 俺は今日もクソみたいな気分でキーボードを叩き始めている。
 どうやら俺は気分がいい時と最高に気分が悪い時に何かを書きたくなるようだ。

 「気分が悪い時」、これも色んな気分の悪さがある。昨日は晩飯を食べすぎて気分が悪かったが、そんな時に何かを書きたくはならないし、博打に負けて財布の中身が軽くなった時も別段そんな気分にはならない。

 何かを書きたくなる気分の悪さは「怒り」で気分が悪い時だ。
 た

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三十路男のエトセトラ #3

 チャットGPTが世間を賑わせている。AIは賢くなっていく一方だが、その賢さに果た して我々人間は追いついているのか? そもそも我々が必要としているものはそういった無機質な賢さなのか?  

 爽やかな風に頬を撫でられ、小鳥の鳴き声とレースのカーテンの隙間から差し込む陽光によって目覚める。『おはよう』と隣で眠る愛しいワイフに声をかけ、額にキスをする。

 もちろん、そんな朝の目覚めなぞは映画の中の

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三十路男のエトセトラ #2

「漢」 という字を 「オトコ」 と読む、女性に財布はあけさせない程度には男でありたいと思い三十数年生きてきた。

  ちょっとした用事を済ませようと、道を歩いているとボーイスカウトであろうか、小学生から高校生の少年少女たちが街頭募金を募っていた。ユニセフかユニチャームかなんだかよくわからないが、そんなことはどうだっていい、無垢な少年少女達がせっかくの休日を費やし、街頭で一所懸命に声を張り上げてい

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三十路男のエトセトラ #1

 喫茶店で、電車の中で、肘がぶつかり合う赤提灯の立ち飲み屋なら尚更で、別段聞き耳を立てているわけでもないが、お隣さんの会話が聴こえてくるのはよくある話。
 今日も馴染みの喫茶店でたいしてい美味くもない、いや美味いか不味いかでいうと不味いに分類されるであろうサンドイッチを頬張っていると、隣のテーブルに歳の頃は20歳かそこらであろうか、2人の男子が腰をおろした。
 普段私が足繁く通うこの喫茶店には2

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Gimme Shelter

Gimme Shelter

現在の時刻は深夜の2時を回ったところ。そろそろベッドに入ってもいい時間だが何故か俺はこのどうしようもない文章を書こうとしている。
 動機は何かと自問してみてもよくわからない。承認欲求が芽生えたのか、はたまた寂しさを紛らわそうとしているのか。
 大人の男には色んな夜がある。疲れ果てて眠る夜もあれば、酒で得体の知れない何かを紛らわす夜、人肌恋しくなって2万円ほどのお金を払って見ず知らずの女と肌を重ねる

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