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「普通」という呪い

「あなたって、変わっているよね?」

そう言われる度に、まるで「変人」だと言われているようで、僕は「異常」だと思っていた。

だから、人とは違うことがダメな気がして、生きづらかった。

幼い頃は、自己肯定感が低かったせいもあるが、普通の人には見えないものが見えて、亡くなった人と普通に交信ができたから、やっぱり変わっていたし、「異常」だったと思う。

クローン病を発症してからというもの、僕の異常さは加速度を増して、病気のまま海外に飛び出したり、これまで積み上げてきたものを全部捨てたり、イギリスで霊能力の研究をしはじめたり、、、

とにかく「普通」の人には考えられないようなことをやった。

誰が見ても変わっていることをやってきたから、まわりからそう見られても仕方がない。

そもそも、名前が「神社(かんじゃ:本名)」で、特殊な家系に生まれ育ったから、何をやっても、どうしても、変わっているというところもあるのだが。

初対面の人たちに名刺を渡すと、絶対に「普通とは違う目」で見られるし、自己紹介をすると、更に「変わっている」と驚かれる。

そんなことは仕方がないことで、頭ではわかっていたが、それでも、日本では生きづらかった。

きっと、僕は
「それでいいんだよ」
「そのままでいいよ」
と言って欲しかったんだと思う。

そうして、27歳でイギリスに渡って、スピリチュアリズムの研究をし始めた時に衝撃を受けた。

カレッジには、世界中から霊能者のエキスパートが集まっていて、彼らはみんな「変人」だった。

僕は嬉しくて、ワクワクした。
ゾクゾクした!

この時、恩師から、

「無理やり自分を『普通』の枠に押し込めることが『異常』なのよ」

そう言われて、一瞬にして目が覚めて、モヤモヤが晴れた!

「あっ、僕はこれでいいんだ」
「そのままでいいんだ」

心から、そう思うえた。

この時、「普通」という呪いにかかっていた自分に気づいた。

世の中には、自分は「普通」だと思っている人がいっぱいいるが、それは、ただ「普通だと思いたいだけ」のことであって、実は、みんな「普通」じゃない。

みんなが特別で、みんながユニークで、みんながかけがえのない存在だ!

・人と違っていること
・人とは異なることをやっていること
・在り方や生き方、考え方が変わっていること

それらは「異常」ではないし、むしろ、それこそがあなたの個性で、素晴らしい才能だ!

だから、もし、いま「普通」という呪いかかっている人がいたら、今すぐ、それに気づいて、他人と違う自分を楽しみ始めよう!

まわりの目を気にせず、やりたいことをやって、思い切り夢中になれることを楽しもう!

あなたは、あなたのままでいい!

そのままの「あなた」が素晴らしいのだから。

神社昌弘(かんじゃまさひろ:本名)

【代表著書】

「あなたにしか起こせない奇跡」
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「クローン病が教えてくれたこと」
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神社昌弘|本名
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