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今年は米作りにチャレンジ(6)!【稲刈りと稲架掛け】
今年始めたお米作り、田植えから約4ヶ月が経ち今回は遂に待ちに待った稲刈りをすることに。
稲刈りまでの間に獣害や台風被害に遭わないかと心配していたけど、なんとか運よく黄金色に美しく実った稲穂を刈ることができたのです。
稲刈りは天気にも恵まれ気温30℃ほどで風が吹くとやや涼しい赤トンボが舞う良い環境、
毎回、田主の神社にお参りしている神様からのご加護?(笑)
とも思いながら、お天道様に感謝。
稲刈り開始にあたり、運営者から今回の実施要領を聞く。
そして稲刈りと結束作業のデモンストレーションを5分ほど見せていただき、直ぐに開始。
稲刈り
約1ヶ月前はまだ青かった稲穂が、今回は美しい黄金色に変わってる。
お米の重みで稲穂が垂れ下がる収穫のサイン。
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」
サラリーマン時代に耳にタコができるほど聞いた言葉が頭をよぎりました(笑)
今回のわたしの田の区画の様子
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先ずは、稲刈りのお手本を見ながら教えていただく。
手際の良さにびっくり。
4~8束刈った稲一掴みを二束で一組として、後に稲わらで結束しやすいように準備する。
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約10分程度稲刈りと結束作業を教えていただいたあと、結束のための稲わらもいただき、直ぐに稲刈り開始。
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教えてもらった通り、黙々と作業。思いのほか骨の折れる重労働。
最初は楽しい稲刈り作業だけど、刈っても刈っても終わりの見えないあまりの多さにうんざり気味(笑)
そして、刈った稲は結束しやすいように並べる。
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ちなみに、農薬は田植え時の微量の除草剤だけだったため、稲を刈った後は雑草だらけでした。カエルやバッタは数多く。。。
無農薬だったらどんなに困難なことかと勝手に想像しました。
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稲刈りに約3時間、ようやく自区画分を終了。
お隣の田の稲刈りは進んでない模様。。。
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そして次に、刈った稲を束ねて稲わら数本で結びくるっとねじって締め上げる。そして稲との間に挟み込み結束していく。
各々の稲の量は違えど気にしない。
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次に、稲を天日干しで太陽と風の力で乾燥させるための稲架の組み立て作業。
木や竹で組み立てるのでちょっとのお手伝いは必要だが、倒れたりするといけないので一定程度ベテランにお任せ。
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組み立てが終了すると、結束した稲を稲架にぎゅっと詰めながらどんどん架けていく。
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稲架掛け完了後の様子。
わたしが子供の頃だった昔、車で遠方に行った際に窓越しに遠目で見たことのあるような光景が今目の前にある、と思うと感慨深い。
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稲架掛けについて
刈り取ってすぐの籾の水分は約20~25%。
天日干しにより約15%くらいになるまで乾燥、そうすることで固くなり、籾すりのときに砕けにくくなる。
他の区画もおおむね終わり、次々と稲架掛けができあがる。
画になる風景だと自己満足。
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これで天日干しをして約2週間後に脱穀作業をするとのこと。
美味しくなる理由は、お米にストレスをかけずにゆっくり乾燥、稲藁の養分がお米にじっくり吸収、アミノ酸と糖の含量が高くなる、など諸説あるようです
これから約2週間、天気が良いこと、そして美味しいお米となるよう祈ります。
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稲刈り&稲架掛けは、思いのほかの重労働がゆえ汗だくに。そして翌日は筋肉痛になる始末。
お米作りを健康に役立てようと心に誓う😆
おまけ
わたしが通う棚田でカメラマンにも人気の有名な場所、馬蹄型の棚田。
7月と9月で随分表情が違うのが面白いので、ご参考まで。
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過去記事です😊
最後までお読みいただきありがとうございました。
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