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神様を信じますか?
日本人に「神様を信じますか?」と尋ねると、多くの人が否定するといいます。
でも、日本は落とした財布がそのまま戻ってくると世界から驚かれている。
わたしは、その背景には「お天道様が見てる」ってことからじゃないか、そして、日本人は神仏を意識せずに信じているのでは、と。
それが、ながた先生の記事「日本人のマナーは崩壊したのか?」の記事を読み、最近のさまざまな事件は日本人の宗教観の変化が原因じゃないかと調べてみました。
そこで、
日本人の信仰心についてググってみると、ありました!
ISSP(NHK放送文化研究所が一員になっている国際比較調査グループ)による興味深い調査結果を見つけました。
その関連の一部は、次の通り。
日本人の信仰心はたったの26%(2018年)
日本人の信仰心の有無について
「とてもある、かなりある、まあある」と答えたのは、
2018年は26%、1998年の32%より6%減少。
たったの26%なんですね、一般的に無宗教と答える人が多いと思いますよね、
神仏を拝む頻度は80%弱(2018年)
神仏を拝む頻度について
「殆どない(年に数回もない)」と答えたのは、
2018年度21%、1998年の16%より5%増加。
神社仏閣参拝が年に一度以下という方が概ね5人に1人というのには驚きです。
お天道様が見ているということを62%が信じてる(2018年)
「人に知られなくても悪いことをすれば必ず報いがある?」「そう思う」と答えた割合。
1998年:74%(18~29歳:68%、70歳以上:84%)
2008年:66%(18~29歳:65%、70歳以上:69%)
2018年:62%(18~29歳:59%、70歳以上:57%)
いわゆる、お天道様が見ているというのを信じるか?の質問で、「そう思う」と答えた割合は62%(2018年)。しかし年々減少を続けている。
まあまあ高い数値で安心したけど、1998年から12%の急減少、うち70歳以上の27%の急減少は気になるところです。
ということは、日本で財布を落とした場合、約6割の確率で戻ってくると言う事でしょうか(笑)
7割以上の人が神様の存在を理解している
そして、「山や川に宿る神を理解できるか?」という質問
「理解できる~どちらかと言えば理解できる」までで2018年度74%、1998年の78%より4%減少。
神様の存在は70%以上で理解しているというのには安心かも。
でも26%の方は理解してない?、複雑です。
では、日本人の考える神とは何か?
日本人の考える神とは、次の3つを同列に捉えているといいます。
1.GOD:人間を超越した力を持った信仰上の対象
2.SOUL:物理的な肉体に対して無形の生命の根源である霊魂
3.SPIRIT:自然界の山川草木、あらゆるものに宿る精霊
で、日本人は実はこれまで神を信じるというより、八百万の神を感じていたというのです。
わたしが思うには、
世の中がデジタルそして情報化社会となり、
様々なことが可視化され、また科学的に証明されることにより、そもそも神を信じなければ神を感じることが少なくなってきた気がします。
日本人の美徳の根源、情緒的な八百万の神々の信仰心が薄くなってきていることは寂しい限りです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
〔参考〕
日本の神々の話は、古事記(マンガ💦)を読むと泥臭くて面白いですよ。
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