邪悪生命体
恋愛・結婚・婚活に関する個人エントリをまとめたもの。
久しぶりの「という話」シリーズ第6弾。 カジノ研究で知られる木曽崇さんの「大人の遊び」研究所というYouTubeアカウントがある。このアカウントでは時折「100人に聞いてみた」というインターネットの調査パネルを用いたリサーチ動画がアップされる。これらは一種の娯楽として公開されているもので、詳細なデータや分析は今後有料メンバーシップで公開する構想があるとのことである(7月のご本人のツイートによる)。 今回紹介したいのは以下の動画。 独身男女100人調査「結婚、35歳限界説」
「大人の恋愛って純粋だからさ」とある小学生が言った。純粋な恋愛とは何かという話になるが、私はすかさず「いや、子供の方が恋愛は純粋だと思うよ」と返してしまった。 「えっ? そうなの?」 と彼女は驚いた顔だった。それはそうだろう。子供の頃は「本当に好きでこの人しかいない」と双方が思っているから付き合うと考えているものではないだろうか。少なくともテレビアニメや子供向けマンガの世界に「まあこの娘でもいいか。見た目もかわいいし」みたいな軽い気持ちの恋愛は描かれない。「事件解決に追わ
何度か自分の記事でも紹介させていただいている本である(文末参照)。 『「家族の幸せ」の経済学 データ分析でわかった結婚、出産、子育ての真実』 経済学というとお金にまつわる学問だから、結婚、出産、子育てはもとより、「家族の幸せ」などとは関係ないのではないかと思われるかもしれませんが、決してそんなことはありません。経済学は人々がなぜ・どのように意思決定し、行動に移すのかについて考える学問ですから、そこで得られた知識を活かすことで、家族の幸せにより近づくことができるのです。
久しぶりにnote復帰したいと思っていた。そんな折noteアプリを開いてみると「読書の秋2020」なる変わったハッシュタグが見つかった。最近読書の集中力が続かないヘタレな生活を続けていたため、こうやって読書に関われる企画は渡りに船である。 ということでこれから何冊か読書感想文を投稿したい。セレクトはもちろん課題図書から。今回は光文社新書の『宇宙に行くことは地球を知ること 「宇宙新時代」を生きる』(野口聡一、矢野顕子、林公代)を選んだ。 今月(2020年11月)アメリカの民
軽い気持ちでnoteを始めて1か月。まさかこんなに恋愛の話題ばかり書いているとは思っていなかった。 恋愛をテーマに記事を書き続けていると、よく夢の中に過去に関係のあった女性たちが現れる。今なおいい関係の相手もいれば、一方的に縁を切られてしまった(?)相手もいるためさまざまだ。 この夢というのは個人的に特別な意味合いを持つ。今までの人生で、そこまで関心のなかった女性と親密になる夢を見て、その相手を意識し始めたことが何度かある。また昔仲の良かった女性が突然夢の中に現れ、「本当
糸が切れるという表現はしっくりこない。 いつも夜7時ごろになると身体が弛緩し始める。 厳密には仕事終わりにすでにその兆候が出ていたのだろう。 しかしそれに気づかない振りで帰宅し、安くてまずい酒を喉に流し飲む。当時の私は酒に弱く、一本の缶ビールですでにふらふらであった。酒で酔ってしばらくウトウトしているのならいい。だが体中から力が抜け、立ち上がる気力すら起こらないのだ。 這いつくばるようにベッドの上に乗っかると、1分経たずに深夜2時にワープしている。洗濯物は放ったまま。しか
よく男性の女性に対する知識の無知を批判するネットの書き込みが見かけられる。例えば「男性は女性の生理がわかっていない」などが多いだろうか。確かにそれは言えていると思う。 ただ気になるのはそれに対して相手の無知を糾弾するだけで終わってしまうこと。互いに理解し合うように話をもっていかなくてはなんの意味もない。男性が女性に対して無知であることが多いとして、それには何らかの社会的な問題がある可能性もあるのにそれを考慮せずに個人を叩いていても時間の無駄である。 ということで、である。
20代半ばのまだ若かった頃。狭いアパートの一室に住んでいた私は、転職用の1点もののエントリーシートに記入するためわざわざ近隣の(遅くまでやっている)チェーン喫茶店へ赴いていた。部屋が散らかっていたのもあるが、そもそも狭すぎて私には物を書く空間として利用が難しかった。 ひとりで喫茶店に長居した経験はあれ以来ない。黙々と作業していたため、周囲の会話がよく聞こえてきたのを覚えている(さっさと書類書け)。 時刻が遅くなり、人が減ってくると斜め前の席に座ったアラサー世代の女性2人の
「全然彼女とうまくいかないんです」 以前も書いたが、大学の助手さんに当時の彼女とのことをよく話していた。しかし実際に彼女が誰かまでは話しておらず、助手さんは誰が私の彼女が気になっていたらしい(彼女も助手さんの部屋によく出入りしている学生のひとりだった)。 ある日、 「さっきいたあの子が邪悪くんの彼女じゃない? 私の女の勘」 と助手さん。「女の勘」とは大時代な。昔のアニメではよく聞くワードだったが、今では死語である。 「うーん、違いますね」 その後も探りを入れていた
こうやって恋愛関係の本を読んでいるとレコメンドやらなんやらで次々面白い本を見つけてしまう。おかげさまで女子より女子向け恋愛本に詳しくなってしまうのだがもう手遅れだろうか。 今回紹介するのは「なかむらたまご」氏というツイッタラーのエッセイやそのコミカライズ作品である。いずれの本もかわいくない・貧乳・金がない・若くない・彼氏いないの自称五重苦のなかむら氏のモテなさすぎて可哀想になる(けど笑ってしまう)日常を楽しむことができる。日々を綴った著者のフォロワーはなんと10万人。みんな
大学の同級生Aの話。 Aが失恋した直後の荒れ具合はなかなかにひどかったらしい。「らしい」というのは私も伝聞でしか聞いていないからだ。 好きな人ができて、その相談役が欲しかったAは、毎日私に連絡してきていた。しかし他に話を聞いてくれる人たちが現れると、私にはまるきり連絡をよこさなくなった。 それは構わない。しかしそれが彼女のダメなところだった。 SNSを開けば毎日誰かのダメ出しばかり。定期的にアカウントを切り替えて、気に入った相手にだけ新アカウントを教えるという踏み絵行
男性でも子供が好きという人は多々いるもので、私もその1人だったりする。 私がスマホを見ながらニヤニヤしている時は8割がたネットにアップされている赤ちゃんや幼い子供の写真や動画を見ている時であるし、職場に来た子供の客とはすぐ仲良くなる(おかげでショタだのロリだのとよく言われる)。そして「なぜ保育士にならなかったの?」と言われた経験は数えきれない。 またこれもよく聞かれるのが「子供欲しくないの?」である。それに対して「うん、欲しい」と答えたことは一度もない。 そもそも「子供
(※今回のエントリはいやらしい内容や表現を含んでいるため、読み進める場合は予めご了承ください) エッセイ本やSNSを読んでいると女子校では「生理用品出しっ放し」とか「上半身下着姿で走り回っている」とかいろいろ書かれているのを目にする。 そういうのを見ながら「誰か男子校についても書きなよ」なんて思っていた。実際いくつか書かれているのだが、いまいちピンとこないのが本音である。「とてもそんなことここでは書けない」が本当のところなのだろう。それを言い出すとおそらく女子校もだろうが
「モテる」とはどういうことか。まずは語義を闡明にしてから……などと言っているといつまで経っても書き終わらない。これは関心のあるテーマのため、また近く書こうと思っている。 だが今回は思い出したことがあるため先行してそちらを簡単に話したい。 「オードリーさん、ぜひ会ってほしい人がいるんです。」という番組がある。 https://www.ctv.co.jp/audrey/ 中京圏のローカル番組のため、放送を見たことのない人も多いかもしれない。ダイジェストは番組公式アカウントに
(※予め言っておくと浮気に関するきちんとした研究の文章ではない。浮気の話ではあるが釣りタイトル失礼) 人はなぜ浮気をするのか。 恋人がうっとうしくて別の相手に癒やしを求めるからか? 恋人が構ってくれなくて淋しいからか? 本音を言わせてもらうと私は浮気をする理由にあまり興味がない。簡単な話である。 私には今現在彼女がいないからだ。 しょーもないカミングアウトはともかく、この浮気という現象について私も深く考えてみたいという気持ちがないではない。ただやはり今恋人も配偶者も
最初に言っておこう。私はギャルゲーの類は0.5本ぐらいしかやったことがない。周囲に元ギャルゲーマーがたくさんおり、話を聞いたり、さんざん勧められた経験ならある。 ※なおギャルゲーとはいろいろな女の子たちと出会い、仲を深め、主に結ばれるまでを自分で操作して楽しむゲームである。 コンピュータゲームの技術の発展に伴いゲーム内に登場するキャラクターの表現力も上がっていった。その中で、魅力的な女性が登場する(もしくはプレイヤーキャラとして操作できる)を売りにしたゲームが登場するよう