記事一覧
失った恋を忘れるには
失恋が不可避だとしたら
破れた恋の忘れ方。
いきなり否定から入るがそんな方法があれば誰も苦労はしない。いや、あるにはあるのだ。よく言われる新しい恋に生きるである。しかしそう簡単に忘れられないから悩むものではなかろうか。
「もしあの人と一緒になれたら」
その想いが積み重なれば重なるほど喪失感は深く根強いものになっていく。報われない恋を何年も続けた結果疲れ切って恋が消滅することもあるだろう。しか
みっともないと言われてもまだ君が好き
※以下のエピソードはプライバシー保護のため若干設定を変えてある。
A(男性・先輩)とB(女性・後輩)というカップルがいた。私よりも少し若い大学生カップルである。
ひと目見れば誰でもわかるほどAが一方的に入れ揚げており、なぜBは付き合っているのか不思議なほどだった。
Bは特段美人というわけではないし、性格もかなりドライ(イケメンや金持ち以外興味なし)である。それなのに彼女を狙っている男は複数おり
「いつかあなたに会いたい」と思っていたあの頃
ネットワーク交流論
私は昔から海外ドラマが大好きである。近隣のDVDレンタルのお店で借りて見たドラマの続きが見たくて仕方なくてNetflix契約を行った。
しかし最近は周囲の付き合いでアニメ(特に異世界転生もの)を見ていることもある。ラノベはイラストが苦手であまり読まないし、それを原作としたアニメも面白いものはあるが中途半端に終わるものが多くて不満である。それを言ってしまうとアメリカのドラマも
声の魅力はいかほどか
昨日のエントリで「可愛いは容姿だけに限らない」という旨の文章を書いた。しかし外見/内面の二元論で恋愛の魅力を語るとカテゴリしづらい要素があるように思う。そのひとつが声だった。声がよいことは恋愛においてアドバンテージになり得るのだろうか。
※ただしベストセラー新書『人は見た目が9割』では声は「見た目」にカテゴライズしている模様。
「声フェチ」という言葉はずいぶん前から存在している。「声フェチ」は女
ある夫婦と縁結びの願い事
数年前の話。
本当に雲ひとつない小春日和の暖かな日だった。早朝から延々と山中の道を走り続けること200キロ。見渡す限り山、山、山。時折景色に廃屋が混ざるばかりで、信号もガソリンスタンドも1時間に1度ほどしか見かけない。絵に書いたような、いや、絵に書いたらただの山にしか見えないほどの過疎地帯だった。
ようやく山を抜けると海岸沿いの道に出る。右手には変わらず険阻な山々が続いているが、左を向けば日光
恋愛をこじらせた者たちの遊び
えっ? 意中のあの人を振り向かせる? 月夜の晩の丑三つ時にヤモリと薔薇と蝋燭を……あ、そう言う意味じゃない? うーん、そうだねぇ……。
こんなことを若い女の子に相談されたらどうするか。ひと昔前の恋愛指南書なら「女の子が求めているのは共感です。解決策を求めているのではありません」と大書してあったものだけど、私がこの子の好感度を得てもあんまり意味がないしなぁ。
若い頃の「初恋」というのは気持ちが暴