ダイエットと血流は無視できない関係にある??
こんにちはSHOです。僕のnoteを読んで頂きありがとうございます。
今回のテーマは【ダイエットと血流】なのですが、これを見て「えっ?」と思った方も多いのではないでしょうか。
何が関係あるのか?意味が良くわからない!!
このように思うのかもしれませんが、実はこれはめっちゃくちゃ関係があるのです。今回はこちらについて触れていきます。
○ダイエットに血流が関係する理由
もし、あなたがダイエットをするのであれば、まずは何を意識しますか?
おそらく多くの方が「食事」と「運動」を挙げると思うんです。
不摂生の方だったら、もう少し野菜をしっかり摂ろうとか、運動不足の方だったら週に3回くらいは身体を動かそうとか、そういうことを考えるのではないでしょうか。
もう少し踏み込んで話をしていきましょう。
●食事面
では、なんでもう少し野菜をしっかり摂ろうとするのでしょうか?
それは、野菜に含まれている栄養素(ビタミン・ミネラルなど)を摂るためです。肥満の原因は特に糖質摂取過多で、栄養バランスが偏っていることが多いので、満遍なく栄養素を摂ってバランスを整えるためでしょう。
では、野菜をしっかり摂ったら栄養素はきちんと働いてくれるのでしょうか?
この点なのですが、野菜を食べたらOKなんだと思っている人が結構いるのです。野菜だけでなく、栄養価が高いものだったりサプリメントを摂れば効果がある、食事改善できていると思っている人がいるのですが、そうではありません。
食べたものは身体の中で消化・吸収され、含まれている栄養素は身体の各組織へ運ばれていくのですが、それを運ぶのは【血液】です。すなわち、血流が悪いと栄養素はしっかりと身体の各組織に運ばれていきません。
ただ栄養価が高いものを食べればいいのではありません。栄養素を運ぶ血流が良いことが必要なのです。これは身体の原理原則なので知っておいて損はありません。
●運動面
では、なんで身体を動かした方がいいと考えるのでしょうか?
シンプルに身体を動かした方がリラックスできるし、気分転換にもなるし体調が良くなるというのを実感している人もいるでしょう。ここにもヒントが隠されています。
ダイエットでいうのであれば、身体を動かすと脂肪燃焼効果が期待できるからというところでしょうか。
では、脂肪燃焼するためにはどうしたら良いのでしょうか?言い方を変えると、脂肪をエネルギーとして使われるようにするためにはどうしたら良いのか?というお話です。
専門用語を出してしまいますので、少し難しい話になってしまいますが、どうかお付き合い願います。なるべく分かりやすくお伝えいたします。
身体に蓄積されているエネルギー源が少なくなると、体脂肪をエネルギー源として使うようになります。「エネルギー」と一言でいっても目に見えないのでイメージできないと思いますが、身体の中では【ATP(アデノシン三リン酸)】という形でできています。
このATPを作り出すことで人は動くことができるのですが、どこで作っているのかというと身体の中の2か所で生成されています。それは細胞の中なのですが、1つは「細胞質基質」というところ。もう1つが「ミトコンドリア」です。
ミトコンドリアは細胞質基質の18倍のATPを作り出すことができる、身体の中における最大のエネルギー生成工場といってよいでしょう。
そして、ミトコンドリアでエネルギーが作られるためには必要なものがあって、その1つが『酸素』です。酸素を運ぶのは「血液」なので、血流が悪いと身体の細胞にしっかりと酸素が運ばれないことになってしまいます。
エネルギーを使うために分解された脂肪も使われなかったら元に戻ってしまうので、ただ有酸素運動をすればよいわけではなくて、血流が良い状態であり身体の各組織の細胞にしっかりと酸素を届けることができないと効果が薄れてしまうのです。
○血流の働き
ここまで読んで頂けると、血流ってめっちゃ重要なんだということが分かって頂けたかと思います。
血液は心臓から出て、心臓にまた帰ってきます。この一連の過程が血流なのですが、主にこのような働きをしています。
これは覚えておきましょう。この5つがしっかりと働いていると、体調は良くなっていきます。血流を良くすることは、これらの働きを良くすることなのです。
女性で冷え性の人が多かったり、むくみやすい人が多いのは、血流が悪い人が多いからです。それは生理があることが関係しています。冷えやむくみだけでも不調を感じやすいですが、色んなものが積み重なっていくと、生理痛がきつくなったり、PMSの症状を感じやすくなったり、ホルモンバランスが乱れやすくなったり、自律神経までも乱れやすくなります。
これはダイエットにも影響していくのは、もう想像に容易いことでしょう。体調が悪くなればダイエットどころではなくなります。ダイエットを成功するためには、血流についての知識は必須だと考えます。
○さいごに
いかがでしたでしょうか。
【ダイエットと血流の関係】については、これだけで終わるのではなく、じゃあどうしたら血流改善できるんだという話もしていくことにします。
血流が悪いパターンって大きく2つに分けることができます。
1つは、血液がドロドロになっていたり、血管が細かったりして流れが悪くなっている場合。もう1つは、そもそも血液が少ない場合です。
多くの人って、血流が悪いって聞くと最初の方をイメージする方が多いんです。だから「血液をサラサラにしないと!」と思ってオメガ3系脂肪酸が多く含まれている食品などを摂る人がいますが、主に女性で多いのは後者の方で、そもそも血液が不足しているケースなのです。
川をイメージして頂けると分かりやすいです。
写真の川はしっかりとお水があるのでスムーズに流れていますが、もし干涸びてしまってお水が少なくなってしまったら、流れは悪くなります。お水がしっかりとあるからスムーズに流れるのです。
身体の中でも同じことが起きます。血液が少なければ血流は悪くなるのです。なので、生理がある女性は血流が悪くなりやすくて、むくみや冷え、ホルモンバランスが乱れやすいのです。
というわけで、一言で「血流が悪い」といっても、血液がドロドロになっているような人と、血液がそもそも少ない人とでは改善策が全く異なってきます。
血液が少ない人であればどうすればいいか?
まずは血液を「つくる」というところからスタートするのです。
続きはまたこのテーマの次回お伝えしていくことにします。
今回は以上となります。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
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