#140字小説『絵本を選ぶ時間』／お題：絵本の日／Xへポスト11/30
2023年11月にX（旧Twitterと呼ばざるを得ない）へポストした
140字小説を紹介します
※改行などは、Xへポスト時点より修正している場合があります。
『絵本を選ぶ時間』
まず、やわらかな色使いなもの。
インパクトやメッセージ性は、強くない方が好みかな。
文も大事。
心にどう届くか、どう作用するかを吟味する。
もちろん、絵だけの絵本も好きだけど。
「プレゼントですか？」
「はい」
店員さんは、包装紙と好きな色のリボンを選ばせてくれた。
……私自身へのプレゼント。
◆11月30日は「絵本の日」なので
自主お題として創作しました。
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◆同じく、Xにポストした140字小説を紹介した記事はこちら。↓
福岡県などで子どもの歯科医院を運営する「医療法人 元気が湧く」が
開設した絵本と図鑑の民間図書館「絵本と図鑑の親子ライブラリー」
（ビブリオキッズ＆ビブリオベイビー）が制定したそうです。
日付は、近代絵本の魁けとなる考え方を示した瀬田貞二の『絵本論』
（福音館）の初版が発行された1985年11月30日にちなんでいるらしいです。
絵本の研究者、作家、出版社、書店、読者とともに絵本の魅力を伝え、
絵本を通して、子どもたちの感性を育て、個人と社会を結び、その教育的、
文化的、社会的な活動を広めていくのが目的のようですよ。
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410字：1分半程度で読了可能だと思いますので、ぜひご一読ください。↓
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