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骨盤ってどんな動きが出来る?

骨盤を構成する骨は
仙骨と一対の寛骨で形成されています。

正面から見ると下底の短い台形のような形に見えます。

男性の方が上底も下底も短いが、高さは長く、

女性の方が上底も下底も長く、高さは短いです。

骨盤の小さな動き

仙骨と寛骨は仙腸関節で付着しています。
この関節は硬い関節包と強い靭帯によって著しく制限されているので、ほとんど動きません。

左寛骨と仙骨の動き

ただし、ほんのわずかにし回転したり、前後に動くことが出来ます。
数ミリ単位の知覚出来ないほどの動きです。


骨盤の大きな動き

骨盤の大きな動きには、腰の動きが関与します。

骨盤を左右に回転させるには、腰椎の回旋動作が必要です。

腰椎が回旋することで骨盤の片側は前に出ます


骨盤を左右に持ち上げるには、腰椎の側屈動作が必要です。

腰椎が側屈することで骨盤の片側は持ち上がります


立ちながら上記の動きを行ってみてください。

・腰が動く、硬い
・お腹の力を使う
・お腹に力が入らなくて骨盤を持ち上げられない

こんな感覚が得られると思います。

「初めて骨盤の動きを意識した!」
なんて方もいるかもしれませんね^^


歩く時、走る時。
常にこの骨盤の動作を伴っています。

「歩いていてなんか右脚が出しづらいな…。」と感じたら、
右の骨盤が、更には右の腰が動ていないことが原因かもしれません。


少しづつ、ご自分の骨盤の動きについて理解を深めていきましょう!



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