[本・レビュー] 『歴史学の思考法 東大連続講義』
真実が知りたいのなら、赤いタブレットを口にするといい。
歴史を学ぶとはそういうことだ。
当たり前を疑え。この世の中は欺瞞にあふれている。
偽りのベールを払拭し、この世をありのままに捉えるためには
「歴史学的思考」がものをいう。
本書の帯に
“東大生が教養として身につける、社会を生きるための歴史学的思考法。将来歴史学以外のさまざまな道にすすむであろう1・2年生に向けて、実際に行われている「大学で学ぶ、最初で最後の歴史学」オムニバス講義。
歴史学そのものというより、「歴