漂流する海藻の長さが8000キロに
毎年、春から夏にかけて
大西洋のアフリカからメキシコ湾まで
浮遊性の海藻が発生します。
サルガッサムと呼ばれるこの海藻が
近年どんどんと量が増えて
今年は観測開始の2011年以降最大になりました。
その長さは8000キロ以上
重さは1300万トンと推定され
衛星からも確認する事ができます。
バミューダトライアングルのあたりに
サルガッソ海というのがありますが
この海藻のサルガッサムに由来するそうです。
日本語ではホンダワラ。
はー
どれだけお味噌汁が作れるでしょうか?
大量発生の原因は
肥料などが海に流れ込み栄養過多になっている事
海水温は平年並みか低い方が増えるそうですので
自然的要因よりも人工的要因の方が大きそう。
その海藻が流れに乗って
フロリダやテキサス、メキシコなどのビーチに漂着しています。
これがまた半端ない量で
ショベルカーで処分するくらい。
お日様にあたると腐った卵の匂いの硫化水素ガスを放出するので
観光には大打撃です。
海藻と言えばミネラル豊富でカロリーが低い
健康に良し、美容に良し
といういいイメージを私は持っています。
海の生物にとっても栄養なのですが、
多すぎると害が出るそうで
この大量の海藻は
全然、まったく歓迎されていない感じ。
ここから美容クリームを作り出すとか
できないものなのかしら?
西海岸で余っているウニ同様
うまく再利用できたらいいのになー
日本人ならできるかもなどと
考えさせられたニュースでした。