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どーもto.SHI-ROです。
皆さん「振り返り」ってされていますか。

私のオフィスでは振り返りワークを毎朝の習慣としてスタッフ全員が「昨日の自己評価」を紙に書き出すという事を行っています。

全ては自身を俯瞰で捉えて、「より良い今日」にしてもらうためです。

今回は振り返りを毎日繰り返す中でスタッフの声を参考にしながら辿り着いた私のオススメの振り返り方法をご紹介します。

何か新しい事に挑戦している方、手探りで作業を進めている方への少しづつ成果が感じられてくるワークでもあります。

試す事に失敗はありません
自信を持ってお勧めします^_^

工程は下記の通りですが、少し変わっているのは「最終的に80点にする」という事です。

①昨日の自分を直感で採点する。
(成果や理由は後回しにして直感で書いてもらいます。)
②下に行動した詳細を書きだす
③書き出した内容について俯瞰して眺めてみる
④上の①で行った自己評価を80点にするために必要な事を書き出す。

この作業の目的は「無駄な1日などない」という事に気づいてほしいからです。

他にも様々な気づきが得られます。
それらの一つ一つ、実感したものを挙げていきます。

○感覚的主観から客観視できる

時間をかけ、練りに練った計画のうえに行動した場合はその結果に対して100点!と自己評価をしたいですよね。

でも実際の評価は自分が想定したほどでもなかった…(チーン…)
なんて事ないですか

または
昨日は全然ダメ…
何をしていても気持ちも乗らなかったしなぁ…という日もあるでしょう。

そう、人は自分には甘過ぎたり厳し過ぎたりと過剰な評価を出してしまいがちなんですよね。

要はどこまで俯瞰で自分を観れるかが大切だと言う事です。

しかし、この80点という自己評価をする事で得られる事はまず自分への期待をしすぎないで済む事です。

○「驕り」に気づく

工程①の時点で100点や90点と採点していた場合の多い傾向としては「結果」だけに囚われ、その内容や次に繋がる行動が疎かになっている傾向があります。

つまり「驕り」が生じているのです。

良い成果を出した際、感覚だけで済ませてしまうと後々思い返したら
「冷静に考えると喜ぶほどの成果じゃなかったな…」となってしまう事がありますよね。

これではせっかく出せた成果、成功体験が次に繋がりません。
せっかくの成功体験も、もったいない事となってしまいます。

驕りをそのままにしない為に80点と自己評価すれば自分の伸び代を残しておく事が出来ます。

その伸び代が100点と先に評価したなら20点分、90点なら10点分存在するのです。

そのマイナス点となる伸び代を紙に書き出します。

例えばこんな感じです。

「もっと○○していたら次に繋がったんではないか」
「あの時、○○と言っていればもっと円滑に事が進んだのではないか」

これにより自分の実績を客観視出来ます。

そして、80点にする為に減点した箇所にコミットして次の行動に移します。
(紙に書き出して当日の目標とします)

これにより、より効果的な行動が出来る様になり、次の成果に繋がりやすくなります。

しかし、ここで注意して欲しいのが

成果を卑下していてはもとも子もないという事。
成果は一度しっかり「受け取る事」が何より必要です。

つまりは素直に喜ぶ事です。

その例として少し話は逸れますが
以前は当日の退勤前に行っていました。
しかし皆が成果を素直に受け取れなくなってしまう傾向があり、翌日の朝に変えました。

成果を出した事に対して称賛しても
「いえいえ、大した事ではありません」
「○○さんの方が凄いので…」
の様に喜ぶ事より卑下する傾向が出てしまいました。

何より単純に喜ぶ姿は観ていてもっと応援したくなるんですよね。
それが観れないのは上司としても残念でなりません。

「振り返り」に謙虚さは必要です。

しかし、それよりも先に「素直に受け取る事」で成功体験を積む事が次の成果に繋がると判断しました。

そして次のステージとして自分の伸び代に気付ける事こそ「成功体験を積み上げる」と言えます。

しかし、人は常に上ばかりをみる事が出来ないことも多々あります。
その様な時はありのままの自分をまずあなただけは認めてあげる事から始めましょう。

○ありのままの自分を認められる様になる

次は感覚的採点が80点を下回った場合です。

80点と自己評価できない場合はどの様な時でしょうか

・時間(期限)に間に合わなかった
・行動が成果に繋がらなかった
・モチベーション が上がらなかった
・訳もなくイライラして行動に集中出来なかった
・不測の事態で手一杯になってしまった etc

こんな日は誰にでもあります。

しかし、あなたの友達や同僚が
「私なんてダメだ…」
と言っていたらなんて声をかけますか?

あなたは必ず良い側面を見つけてあげると思います。

決して
「そうだね。今日のあなたは全然ダメだね。無駄な1日ご苦労様。」
などとは言わないはずです。
(こんな事言う人を「友達」と呼ぶ人は相当なドMです)

あなたのいかなる1日も悲観する事ばかりではないはずです。
視点を変え、「仕事」という枠に捕われなければ良いと言える側面は必ずあるはずなのです。

紙に書き出した「あなたの昨日」はもう紙の中のお話です。
これだけで不思議と客観視して新たな側面から見つめる事が出来る様になるものなんです。

そもそも上司の立場からすると
「ちゃんと出勤し、成果を出そうとするための行動を少なからず行った」
これだけで一緒に働くメンバーとしては80点という評価が出来ちゃうんですよね。

自分を俯瞰で捉えこの事に気づいて欲しいのです。

そして、俯瞰で捉えて「たら・れば」を使うと案外簡単に改善策を覆る事もあります。

例えば

「行動する前にもっと「準備」に時間をとり持ち物を整理しておいたらアレが覆っていたかも…🤔」
「アレとアレの作業の工程を逆にしていたらうまくいっていたかも🤔」
「ヤル気が出ないなら認めて、翌日の為に準備や整理整頓をしていれば少しは違かったかも🤔」

となる事って結構多いものです。

そして、翌日となる今日はこの「たら・れば」で出した事を行動目標とするのです。

○良い評価をしてほしい人=期限を決める人

振り返りをする上で一番大切なのはこの「期限を守る」という事です。

いかなる評価も「成果が期限内に出せたか」であなたにちゃんと正当な評価が返ってくるかが決まります。

万が一、
「働いた対価(給料)などは一切いらない。」
「もらえるとしても時給100円で構わない」
「ただの暇つぶしで仕事をしているだけ」
という方は期限など守らなくてもいいでしょう。

そんな暇な人は私の投稿など見ていないと思いますが…

この「成果を80点にする」振り返り方は前提として期限が存在します。
期限内の成果について80点にする事が何よりも大切です。

しかし、ここで問題が生じる方もいるでしょう。

「期限内で仕上げる事」を優先するなら、いかに自己評価と言えど10点〜20点の評価しか出来ない(泣)と言う場合です。

しかし、その様な方にははっきり言わなければいけません。

見栄を張っていてはいけません。それが今のあなたのレベルです。

まずは自分のスタート地点を確認しなくてはいけないのです。

しかしながら、めちゃくちゃ頑張ったのに10点や20点の評価をすると言うのはとても勇気のいる事に感じますよね。

自信を無くして何もかもヤル気がなくなってしまいそう…
そんな評価をしたならば誰かに笑われそう…

頭の中で考えるだけでは、この様になるだけなのは明白でとてもそんな自己採点は出来ません。

その様な場合、期限を無視して良いものを…良いものを…と余計に時間ばかり使ってしまいます。
そして正当な評価がもらえないと自信を無くしていってしまうのです。

しかし、原点に戻って考えてみてください。
期限を守らない、もしくは設定しないで出した結果はどうなると言いましたか?

そう、期限を守らない時点で評価などされないという事はもう決まってしまっているのです。

つまり頑張っても無駄になってしまうのです。

何よりもまず期限を決める事。
これこそが前提であり、期限までに無理やりにでも今自分ができるありのままの成果を出すことが大切です。

20点?10点?ましてや5点?

それでいいんです!!

その成果が今のあなた自身です。

そして今のあなたを紙に書き出し俯瞰して捉えるのです。

しかし、紙に書き出すと「つい見栄を張りたくなるようなマイナス面の感覚に襲われて終わる」
なんて事はないから不思議です。

未熟ながらも必死に頑張っている自身の姿に他人事の様に応援したくなってくるんです。

そして、紙の中の人の為に80点に修正する案が必ずでてくるんですよね。

万が一5点としか採点できないとしたら75点分もの案があなたにはあるのです。
この75点分の中にこそ最短で一人前になるヒントが隠されています。

自分の理想と現実をちゃんと客観視してその道のりの概要を掴む事ができてしまうという事です。


そもそも、「期限」についてあにたはどうお考えでしょうか?

あなたに残された時間はどれだけあるか感覚的に掴めていますか。

期限を守る練習は必ず必要です。

「私は評価や対価を欲っしてない」という場合も「明日死んでも構わない!」という方以外は少なからず期限を意識した方が良いと私は思います。

その為にも80点として紙に書き出す振り返り方は大変有効です。

時間は有限であり、誰にも平等です。

ぜひともこの紙に書き出す振り返りを行い逆算力を身につけましょう。

○紙に書き出す効果

この振り返りを毎日重ねると思わぬ事にまで発展する事がしばしばあります。

その代表が「紙に書き出す」という事の効果を体感出来る事です。

私は「考える=紙に書く」事だとすら思っています。
頭の中で考える事は「考えたフリ」とも言えてしまうと言うことです。
(人気YouTuberのマコなり社長も同じ様に言っていましたww)

今回の「80点にする振り返り方法」は頭の中だけでは到底整理しきれない事が整理できるコツでもあります。

頭で考えていたら
「あああぁ〜🤯」ってなる事ありますよね。
正に🤯👈ですww

「紙に書き出す事」は🤯の様にならずに思考を深掘り出来るのです。

更にはは振り返りのみならず、悩みに関しても改善策が浮かび上がらせることも出来てしまいます。

最近は仕事には関係ないプライベートの悩みについて朝礼の振り返りの時間を使って紙に書き出している部下もいます。
(上司として少し考えましたが有意義に時間を使っていそうなのだ黙認しましたww)

私は紙に書き出すと言う事をこの様に定義し、職場で伝えています。

紙に「悩み」や「アイデア」を書き出すという事は、悩みなどのマイナス面は自分の事が自分の事ではなくなり、
人から得たアイデアやマインドの様なプラス面の事は人のモノがあたかも自分のモノの様に感じ始める事だ。

言葉にするとこれって凄い事ですよね。

(部下から「ジャイアンみたいっスね!」と突っ込まれましたww)

そして、何よりも自分の成長も感じられるんです。

過去に自分で書いた振り返りをみると
「うっわ!懐かしっ」と昔のアルバムを見ている様な気になります。
同時にその頃から自分がだいぶ前に進んだ事に気がつけます。

そして、なぜか今の悩みのヒントとなるものは大抵その中から発掘されてしまうから不思議です。

紙に書き出す事は、ただ単純に面白いですよ。
ぜひおすすめします!

○まとめ

今回は「評価」される事を対処として振り返りについて書きましたが私が何よりお伝えしたいのは

自分のありのままを自身で評価してあげてほしいのです。

はっきり言って「私は100点だ!」と言い切る事こそ、この世に生を受けた上での正しい姿とも言えます。
しかし「残り20点の伸び代が私には常にある」と思えるならばワクワクが止まらなくなるのは私だけでしょうか。

今の自分に対する評価は自分自身がおこないましょう。

しかし、冒頭でも述べましたがプラスにもマイナスにも過剰な評価は良くありません。

そうならない為にも
「残された時間を意識して期限を決め、今日を昨日よりも違った1日にする」

これだけであなたは自分にとっても他人からしても何にも変え難い存在となり得るのではないでしょうか。

私は紙に書き出す事は紙の中に新たな自分を作り上げる事だと思ってます。

そしてその文字ひとつひとつが愛らしく感じてこれた時、あなたの望む評価は手に入っている事に気づくでしょう。


ではまとめます。
期限を決め80点と毎回自己評価をする事で得られるメリット

・期限を守るための「逆算力」が身につく
・自分の伸び代に気付ける
・自信が付き始める
・ウィークポイントの概要が掴める etc

少しでも興味がある方はまず1か月試してみてみる!で結構です
しかし、必ず毎日行ってみてください。

確かな効果が実感出来ると思いますよ^_^


誰かのお役に立てれば幸いです。


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to.SHI-RO(トシーロ) / 潜在意識を利用して"あなたの本気"を引き出すマインドコーチ
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