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はじめに
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穀雨/東山界隈
山紫水明の東山の新緑が眩しく美しく、そして懐かしくもある。
ここは「蹴上」という地名だ。
12世紀のヒーロー・九郎判官義経が事件を起こした場所。
地名の由来は、ガイドブックに譲る。
最近では、将棋界のヒーロー・藤井聡太さんが、初の8冠全制覇を達成した「ウェスティン都ホテル京都」が記憶に新しい。
あと数年も経てば、歴史的な対局の場所として刻印されるだろう。
「蹴上インクライン」はフォトウェディングの絶景だ。
ここには、今まで、ガイドブックにもほとんど載らない明治大正時代の実力者たちがこの地に粹を集めた別荘群が存在する。
私は多感な10代をこの地で学んだ。
創立150年を越える東山中学・高等学校だ。
美しい「紅葉の永観堂」や別荘群とともにある。
卒業生の「ガシ(ヒガシヤマ)」の絆はとても強く、京都の伝統や文化を守り支えていると自負している。
注1
判官 近年は「はんがん」とも読まれる。
<(c) 2024 文 白石方一 編集・撮影 北山さと 無断転載禁止>
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