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21世紀型教育を紹介した本7冊の要約記事のセットです
●ベストフレーズ ハヤトの中学受験を経験して、「私、見えるようになった」と思えている。親として子どもを「見る」ことの意味がようやくわかった気がする。ハヤトが久々に見せてくれたあの目の輝きを守ってやることだけを、親は考えていればいい。 154ページより ●はじめに 本書は、教育ジャーナリストのおおたとしまさ氏が、実際に中学受験をした家族を取材し、実話を元にした「中学受験物語」である、『勇者たちの中学受験』です。 フィクションですが、受験校やその対策・結果などはすべて実話
●ベストフレーズ あなたの4000週間は、不完全なまま、いつだってすでに尽きかけている。この不愉快な現実は、しかし、自由への一歩だ。幻想にしがみつくことをやめて、現実をしっかりと見つめたとき、そこに現れるのは無力さではなく、あふれんばかりの活力だ。 227ページより ●はじめに 本日の一冊はイギリスの著名ジャーナリスト、オリバー・バークマン氏の『限りある時間の使い方』です。 本書はタイムマネジメントをすればするほど、効率化をすればするほど忙しい気分になってしまう人に「
●ベストフレーズ 自分で鍛え上げた、物事に対する執念というか、執着心というか、ようするにしつこさが唯一の武器なのである。各国の言葉を学習した経験から、上達にもっとも大切なことはこの“執念”の一語につきると断言できる。 200ページより ●はじめに 本書は、戦後まもない時代にラジオと手紙だけで20カ国語以上の言語を習得した著者の学習史です。 新しい勉強法や、簡単に語学が習得できる方法は紹介されていませんが、現代人が忘れがちな、外国文化への憧れや、国際交流の新鮮さを思
●ベストフレーズ 自由に自分で考えて実行したとき初めて、その行為は自分のものとなる。そして子どもは、自分の行動の主人公になることができる。 119ページより ●はじめに 本日の一冊は、日本モンテッソーリ協会の元理事で、第一人者の相良敦子氏による『お母さんの「敏感期」:モンテッソーリ教育は子を育てる、親を育てる』です。 同じいたずらを繰り返す子どもにどう接したらよいのか?自分で生き抜く力「自立・自律」を養うにはどんな教育法が良いのか、と思う親に、モンテッソーリ教育の神髄
●ベストフレーズ 「友だち」という言葉に象徴される身近な人々どの親しさや、情緒をともに共振させながら「生」を深く味わうためには、これまでの常識をちょっと疑って、人と人との距離の感覚についてほんの少しだけ敏感になった方がいいのでは、ということを述べたかったのです。 154ページより ●はじめに 友だちはいらない? 本日の一冊は、社会学者でコミュニケーション論が専門の菅野仁さんの『友だち幻想』です。 現代社会に求められている「親しさ」とはどのようであるかをとらえ直し、
●ベストフレーズ 自らの傷を癒すためにも、人を癒すことが必要なのだ。その過程を通じて、癒す側も癒される側も、愛着障害に打ち克っていけるのだ。なぜなら愛着障害とは、人が人をいたわり、世話をし、愛情をかけることにおける躓きだからだ。 257ページより ●はじめに うつ病、不安障害、依存症、離婚、虐待、引きこもり、発達障害など、現代社会ではこれらのトラブルが増えています。しかし、それらの問題をきっかけに精神病院に行っても良くならない、という人も増えています。なぜでしょうか?本
●ベストフレーズ 「グレーゾーン」は決して様子を見ればいい状態ではなく、細やかな注意と適切なサポートが必要な状態で、それが与えられているかどうかが命運を左右するということを肝に銘じたい。 25ページより ●はじめに なぜ生きづらいのか?理由と対処法 本書は、「もしかしたら、自分の子、または自分や周りの人は、発達障害ではないか?」と悩んでいる方へ、発達障害という枠に限定せず、人それぞれの個性や環境によって、どんな生きづらさが存在するのかを8つのタイプに分けて紹介した本で
●ベストフレーズ 子供の発達に最も重要なのは、最初の数年のうちにどれだけたくさんの情報を脳に詰めこめるかではない、と彼らはいう。ほんとうに重要なのはそれとはまったく異なる「気質」、つまり粘り強さや自制心、好奇心、誠実さ、ものごとをやり抜く力、自信などを伸ばすために手を貸せるかどうかであるという。 16ページより ●本書とは 本日は『ハーパーズ・マガジン』『ニューヨーク・タイムズ・マガジン』編集者を経て、子供の貧困と教育政策専門のフリージャーナリストになったポール・タフ
●ベストフレーズ 9歳、10歳は、「峠」とか「壁」などという言い方でとらえられてきましたが、必ずしも、ネガティヴな意味合いではなく、質的に「飛躍」できそうな興味深い年齢と考えられそうです。 53ページより ●はじめに 本日の一冊は、発達心理学者の渡辺弥生さんの『子どもの「10歳の壁」とは何か?』です。 9歳~12歳は、多くの神経回路が形成される「ゴールデンエイジ」と呼ばれる時期です。一方で、発達には個人差があるため、「10歳の壁」と言われています。 本書はこの「10
●ベストフレーズ ひとつのクラスにはたくさんの人がいる。互いに影響を与え合う。これはとても重要なことだと思っている。それについて議論して考えることが大事だ。 77ページより ●はじめに 本日の一冊は、北欧教育研究会による『北欧の教育最前線』です。 本書は教育先進国として知られる北欧の教育の実情について、北欧の教育の良い面だけに注目するのではなく、課題や葛藤にもフォーカスして現地の日本人が見た情報をリアルに紹介しています。 また、北欧の取り組みを無条件に受け入れるので
●ベストフレーズ 母になった後梅を理解し、母全体の居場所を豊かにするために、母であることをもはや役割として扱うべきではなく、多様な人間関係のひとつとして理解するべきであると提案している。 母は「公共圏」とそのロジックに限定されるべきとされてきた。しかし、母とは、 関係性のなかで自ら吟味し、比較検討し、評価しバランスを取る主体なのである。 28ページより ●はじめに 女性が母になるのが当然なのか? 本日の一冊は、イスラエルの社会学者、社会活動家オルナ・ドーナトの『母親に
●ベストフレーズ 光は、すべての人間に同じように、はたらきかけます。光の浴び方が、目覚めと眠りにどう影響するかに個人差はありません。夜にふつうのライトを使わないようにすることで、ほとんどの赤ちゃんの睡眠が改善します。(中略)どんな赤ちゃんであっても、お昼寝を調整することで、夜の睡眠時間を長くする効果が期待できます。 184ページより ●本書とは 赤ちゃんの睡眠についての悩み 本日の一冊は、サーカディアンリズム(体内時計)の研究でノーベル生理学・医学賞を受賞したヤング遺
●ベストフレーズ 「思考の型」は哲学するためだけに役に立つのではありません。日常生活や仕事のいろいろな局面で、「思考の型」を使い、自分の考えを表現したり、相手の考えを理解したりすることができます。 184ページより ●はじめに 本日の一冊は、哲学博士でフランス思想史の専門家・坂本尚志氏の『バカロレアの哲学 「思考の型」で自ら考え、書く』です。 フランスの高校で行っている哲学教育のポイント「思考の型」について紹介しています。 この本を読めば、哲学的な問題に対しどの
●ベストフレーズ 才能を生かすも殺すも、気分次第、あなた次第です。 309ページより ●はじめに 才能や能力は着実に伸びる 本日の一冊は、教育者で『ビリギャル』の著者・坪田 信貴さんの『才能の正体』です。 本書は、受験や子育て、人材育成...自分や我が子、または部下の才能を伸ばすにはどうすればよいのか悩んでいる全ての読者に向けて、「才能」の本質や自信のつけ方、着実に能力を伸ばしていくために必要な考え方について教えてくれる「才能開発」の啓発書です。 ●本文要約 1
●ベストフレーズ 多くのお子さんは、算数の取り組み方について多くの「誤解」を持ち、そのために勉強で成果を出せずにいます。算数は学び方さえ間違えなければ、誰でも点数を伸ばすことができる、楽しい教科です。 12ページより ●はじめに 今回は、RISU Japan株式会社の社長で小学生向けの算数学習サービスを提供する今木智隆さんの『10億件の学習データが教える 理系が得意な子の育て方』です。 本書は、我が子の算数の成績が悪い、もしくは伸び悩んでいる。何とかしてあげたいけれ
●ベストフレーズ 子どもの遊び場には、立ち入り禁止がたくさんある。「この先は行き止まり」が決められた中で遊ぶのは、いつもどこか窮屈だった。 その点、数学は広い。誰も行ったことのないところまで、好きなだけ遊んで行ける自由があった。 11ページより ●はじめに 数学はやりたい人だけやればいい、は本当か? 本日の一冊は、小林秀雄賞を最年少で受賞した数学者の森田真生さんの『数学する身体』です。 数学が苦手なお子さんから「数学なんて社会に出たら役に立たない」「数学なんてできな