干し柿とクルミのざくざくビスコッティ、休日の昼下がりにちゃちゃっとつくる簡単焼き菓子の話
休みなので普段はできないような整理整頓をと思い、食品棚を一掃。ずっと眠っていた干し柿をどうにかしようと思い、これまた中途半端に残っていた薄力粉とあわせてお菓子を焼くことにしました。
さて、なにをつくろう
薄力粉を計ってみると、75g。パウンドケーキには足りないし、クッキーは油分が多いし。干し柿との相性を考えると、生地はさっぱりがいいなぁ。
そこで、初めてのビスコッティに挑戦してみることにしました。
ビスコッティとは
ビスコッティはイタリアの伝統的なお菓子。焼いた後に切ってからまた焼くのが特徴の、硬くて歯ごたえのあるビスケットです。
本場イタリアではナッツやドライフルーツを入れて焼くのがポピュラーで、朝ごはんとしても食べられているのだとか。
干し柿もドライフルーツだよねと思い、この案を採用。
いろいろなレシピがありますが、今回は干し柿の甘味に頼って砂糖はなしでいくことに。油分もなしで、潔くいきます。
できあがってから粗熱が取れたら完成です。干し柿とクルミがざくざく入っていて、これは食べなくても分かる美味しいやつ…!
【レシピ】
薄力粉75gとBP4g、ざく切りにした干し柿とクルミを混ぜる
1に卵1つと牛乳小さじ1を加えて混ぜる
2を平たくし、200度に予熱したオーブンで20分焼く
2cmほどにカットし、断面を上にして180度で15分焼く
まずは夫に食べてもらいます。どうだ、どうだ!
私もお味見。お砂糖なしにしましたが、干し柿の甘味と小麦粉の香ばしさでなんなくクリア。長野県で買ったリンゴバターと合わせると、笑っちゃうくらいに美味しくってついつい手が伸びる。結局すべてたいらげました。
休みの日に、お菓子をつくる。これ、結構理想としていた将来像です。自分で作るといろいろと調整できるし、添加物の心配もなし。食べすぎちゃうのはさておき、たのしい趣味を持ったなぁと思った昼下がりでした。