マガジンのカバー画像

思い出もろもろ

16
思い出を綴った記事をまとめています
運営しているクリエイター

記事一覧

相談相手の手のぬくもり

京都駅からとくに話題もなく、私はなんども地図をみながら道を間違えてないか確認していました。
迷うような行程ではないのですが、ほかに所在がなくて。

東寺につき、立体曼荼羅に圧倒され、一人で眺めていました。彼女はその時どうしていたかわからずにいました。それだけ仏像に引き込まれていました。

あとから聞いたのですが、この時に会話するでもなく、そばにいてみるでもなく、お互いがいい距離でその空間にいられた

もっとみる
相談相手と出会ったきっかけ

相談相手と出会ったきっかけ

相談相手とは、いまから20年くらい前にネットのコミュニティで知り合いました。確か、旅行とか趣味についてのコミュニティでした。
私が28歳。相手は38歳。

コミュニティは掲示板形式でいろんな人が出入りして、書き込むタイプのもとでした。

どんな場所に行ったことがあるか、行ってみたいかなど、掲示板に流れる内容を眺めていました。
なるほどなーって思うものもあっても会話に入るタイミングが掴めずにただみて

もっとみる
相談相手との始まり

相談相手との始まり

相手の方は北陸に住んでいる既婚者。
私はまだ働き始めて数年の独身の身。

DMをいただいてからは、その方は愚痴を言うでもなく、日々の暮らしのことなどを少しずつ伝えてくれました。
話の内容から年上の方であるのはわかりました。
「今日はこんな感じでした。おしまい。」といった締めくくり方がなんとも可愛らしかったのです。
まるで子供の日記のようで。

チャットをすることがありました。相手は家庭のこともある

もっとみる
相談相手

相談相手

みなさんは何でも話せる相談相手はいらっしゃいますか?

私には一人います。
以前お付き合いをしていた10歳年上の方です。
お付き合いをやめてのは一方的に私の都合だったのですが、別れてから10年経ってこちらから連絡をとり、そこからはなんでも話せるようになりました。

こちらのわがままなのに、連絡した時のはじめの返事が
「まったく!心配してたんだからね!」
とちょっと怒りを押しとどめたような優しい言葉

もっとみる
人との距離感 思わぬ感情

人との距離感 思わぬ感情

昨日書いた週末サークルから抜ける件。
もともと今日、サークルのみなさんにお伝えする予定でした。

昨日、急な相談受けてその回答をした流れで、悩みに悩んで昨日の夜に冒頭の件をお伝えしました。

主催者の方から、労いの言葉をお返しいただき、申し訳なさもありつつ、これでよかったはず、、、と自分にいい聞かせています。

気が楽になりました。
寂しさは確かにあります。
それよりも、こんなに自分の気持ちの重し

もっとみる
人との距離感 その場を離れる

人との距離感 その場を離れる

週末に集まる会(サークルのようなもの)があって、そこでの人付き合いに心をすり減らしていました。
どうしたものかなーって悶々としていたのですが、仕事のシフトが土日になり、あれだけ悩んでいたことが強制的に解決していきそうです。
こういうのは不思議なタイミングってありますね。

ただ、やっぱりその場は以前はとても楽しく過ごせていたので、離れることへの寂しさはあります。居づらくなったのは自分のせいでもある

もっとみる
救われた言葉

救われた言葉

人との距離感について以前書きました。

友だちのままでいられるか自信がなくて、ずっと前にお付き合いしていた方に相談しました。その方にはお互いのことをわりとなんでも相談できる間柄です。
「こんなことは◯◯(私)じゃないと話せないからさ」といつもそんな感じで声をかけてくれていました。
私もそんな感じで相談があるんだけど、、、と声をかけました。

どうしたらよいのか、距離が近すぎて相手の方の気持ちがわか

もっとみる
思い出の漫画

思い出の漫画

一年だけだけど一緒に暮らしていたその方は漫画を描いていました。
柔らかな線と暖かい色合い。その人の人柄が滲み出ていました。ほんとに心優しい人でした。
たまに漫画のなかで毒舌を吐くそのギャップも大きな魅力でした😅

ある時の昼下がりの出来事を描いていて、ふと私が登場した回がありました。
びっくりしながらも、描いてもらえたということはそれだけでも時間をとってくれたのだと思えて嬉しかった。
何かを表現

もっとみる
嬉しかったこと

嬉しかったこと

好きなアーティストのことを覚えてくれたこと。
ドライブに行った時にかけてくれた音楽で、「あれ?この人達よく流れますね。お好きなんですか?」と聞いてしまった。

「◯◯さん、好きだって言ってたから」

あ、あー、わざわざ用意して、気をつかわせてしまってると思いつつ、覚えてくれて嬉しい。
そして気の利いた返事もできずにいる私。
相手の気持ちを汲めるような話題がないかとアワアワとしてしまう。

素直に笑

もっとみる

年の瀬に感じること

年末になると仕事納めの少し前くらいから職場の人が少なくなりますよね。
早めのお休みを取られる方々ですね。
勤め先でも有給取得奨励日として、年末のお休みを取りやすくしてます。

私は休みを取るのに理由がないととれないたちで、旅行とか特別な予定がない限りは休みをとらずにいたす。

結局最後までなにかみつけては仕事することになるのですが、コツコツと一人作業が好きなのでいつもより集中できます。

普段より

もっとみる
大人の青春の場所

大人の青春の場所

題名に記載したのは、当時一緒に暮らしていた方の言葉です。
「上海は大人の青春の場所なんだよ」

赴任してからいろいろもがきながら、言葉の習得に悪戦苦闘しながら過ごしてました。
仕事については会社の方の支援をいただきつつも、プライベートでは一人なので、友だちを作るっていうより周りで距離感保って頼れそうな人を探しているというちょっと打算的な人付き合いをしていました。反省。

そんななか、日本人同士が集

もっとみる

思い出って、上書きされますか?

嫌な思い出って思い出すことはほとんどないですね。
むしろ楽しい思い出は、わりといつも振り返ってますね。

同僚が旅行の話してる時とか、私の思い出の場所に近いとこの話だと私は一人勝手に思い出に浸って意識がとおーくにいってます。笑

思い出は上書きされるといわれるのですが、私の場合は違っててきちんと覚えておきたいと思ってます。

理由はなく、単に楽しかったことは忘れたくないし、今は嫌いになった相手でも

もっとみる

人との距離感-食事のとき

食事とかの後で、少し沈黙があると何か話をしなくっちゃと、あれやこれや話してる。
これは側からみたら滑稽な姿なのかもなー 笑

もともと人と食事するってこと自体が年にそうあるわけでもないから(職場での会食とか不参加)、そうした場にいるだけでその人が特別な存在になってしまう。

選んだ料理が美味しいと伝えると、「ちょっと食べていい?」と、私のお皿の料理を少し食べてた。
あれ?人が箸をつけた料理とか食べ

もっとみる

距離を置くきっかけ

できれば、他に好きな人ができた、とか、取り組みたいことがある、という嘘でもいいから言ってほしかったと思う時があります。わがままだけど。

とある発言をした際に、「◯◯(私)のことが、30%嫌いになった」と不思議な伝え方をされました。
今になって思えば、もう別れようと準備してたんだろうなーって思います。
その発言から徐々に%が増えて(増やして)いったんでしょうね 笑

いまではそんな伝え方で距離を取

もっとみる