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宇宙関連の本は読んでいて飽きない

みなさんおはようございます。本日は『眠れなくなる宇宙のはなし』という本を読んだ感想を書きたいと思います。宇宙関連の話は日進月歩で日々更新されていきます。そのため、今まで常識だと思っていた知識があっという間に陳腐化してしまうなんてこともよくあります。昨日まで不明だったものが、もう今日はわかったなんてこともあります。そんなこんなで、少し前の本ではありますが、いろいろ勉強になったので、その感想を書きます。

宇宙の謎はたくさんありますが、何といっても、正体不明の質量を持つ物質やエネルギーがこの世の95%を占めているということです。逆に言えば、普通に認識できる物質は5%ほどしかないということです。その95%の20%ほどは暗黒物質とかダークマターと呼ばれています。あと残りの70%ほどは暗黒エネルギーとして存在しているようです。

ここで気になったのは、暗黒物質は認識できないけど質量を持っているということまではわかっています。ただその正体が何者なのかは全く不明です。本当にこういう不明なことに日々挑み続ける科学者はすごいの一言です。解明される日が待ち遠しいですね。

そんな正体不明の物質についての考察だけでなく、この本では、古代ギリシャの天文学、天動説から地動説への転換、宇宙の始まりについての考察など多岐に渡って書かれています。宗教裁判などもあり、科学者の壮絶な人生の一端も垣間見えた良書でした。

みなさんも宇宙の始まりについて考えたことはありませんか?宇宙の年齢が分かっているなら、それ以前はどうだったかなんて考えたことはないでしょうか?私はありますが、結局禅問答のようになってしまい、答えは永遠に出て来ません。それでも考えることそのものが楽しいためたまに考えたりします。

さて、最近はこういう眠れなくなるシリーズが良く出ています。こういう本は初めて何の知識のない人でも読めるように工夫はされていますが、義務教育で習うことをきっちり覚えておくとより楽しく読むことができます。学校の授業がつまらないとか言っていい加減に受けないで、真面目に受けておくことが重要だということも覚えておいてください。そうすると大人になって読書が楽しくなります。

宇宙の本を読んで思ったことは多々ありましたが、こういう正体不明という謎に今後も科学者は悩まされることでしょう。しかしいつかは証明されるはずです。その日が来るのを待つとともに、私自身は自分のできることを毎日行っていこう。本を読んでそう思った次第です。

最後に、本を読むことは本当に大事だと思います。それにより自分の視野も広がるし、世界も広がることでしょう。かつて宗教裁判があったことは先にも述べましたが、思い込みがみんなを覆ってしまうと、それ以上物事が考えられなくなります。私が常々思い込みを捨てようと言っていますが、本を読むことで捨てられる思い込みも多いと思います。

読書は大事です。これが本日一番言いたいことです。ではここまで読んでいただきありがとうございました。またお会いしましょう。

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