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【僧帽筋の運動療法・ピラティス】僧帽筋中部〜下部を活性化させる工夫とアプローチ方法!
今回は、僧帽筋中部〜下部線維に対する運動療法の考え方や、しっかり筋収縮感を高めていくためにできる工夫について考えていければと思います。
僧帽筋の運動療法を行う際には、、
僧帽筋の上部線維に対して積極的に運動療法をする機会はあまりないと思いますが、肩甲骨の内転や下制などの動きが苦手な方に対して僧帽筋中部線維〜下部線維の運動療法をする機会はあると思います。
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ですが、、
MMTなどでよく用いられることが多い、伏臥位になったポジションにおいて上肢を挙上する様なエクササイズでは、そもそも代償運動が出てエクササイズにならないケースが多く、四つ這い姿勢で上肢を挙上する運動だとしても、体幹部分を安定させた状態で上肢を挙上することが困難な方は経験上としても少なくないと思います。
そして、、
僧帽筋をいきなり運動療法で上方回旋・内転・下制動作を引き出そうとしてエクササイズをしてもエクササイズにならないことが多く、肩甲骨の位置が不安定な状況下であることが前提でのエクササイズになっているケースが多いため、僧帽筋を使っている感覚も引き出しにくいのが事実です。
その辺りを踏まえて、、
僧帽筋に対する考え方であったり、運動療法を行う際に今日からできる工夫についてお伝えできるコラムにさせて頂きます。
僧帽筋が機能する条件について
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僧帽筋が機能する条件においては、、
肩甲骨が安定した状況にあることが大前提となります。
肩甲胸郭関節はジョインドバイジョイント理論でもあるように、安定性が求められる関節になってくるわけなので、胸郭部分が肩甲骨をしっかり圧迫できる状態を作れる。肩甲骨部分で胸郭をしっかり圧迫できる状況を作れる。
この両方ともの機能が重要になってきます。
その中でも大前提として働いて欲しい筋肉として、、
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前鋸筋が全く機能してない状態における僧帽筋のトレーニングはトレーニングにならないケースが圧倒的に多いです。
過去にも前鋸筋においてのコラムを挙げているので合わせてチェックして欲しいですが、前鋸筋の機能としては「肩甲骨上方回旋・肩甲骨外転・肩甲骨下制」「胸郭の屈曲ポジション」を誘導する筋肉になります。
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それに対して、、
僧帽筋の中部〜下部線維の働きとしては、「肩甲骨上方回旋・肩甲骨内転・肩甲骨下制」という働きがあります。
上方回旋と肩甲骨下制をさせる共同筋であって、、
相違している部分としては、肩甲骨の内転・外転においては逆方向に作用するということになります。
僧帽筋の運動療法の活かし方
※動画で前鋸筋について語っているのでご覧ください。
僧帽筋が機能するためには、前鋸筋が共同的に働いたり、肩甲骨の動きを制御しながらのエクササイズをするためには前鋸筋の役割が欠かせないことが大前提としてあることは紹介させて頂きました。
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前鋸筋が上方回旋の方向に動きを保持した状態で、肩甲骨を内転することができることで純粋な肩甲骨内転運動を引き起こすことができて、僧帽筋の中部〜下部線維を機能させることが可能です。
前鋸筋が大前提として機能しない状態になると、僧帽筋の中部〜下部線維を機能させようとした時に、肩甲骨内側部分が浮いてきたり、肩甲骨が下方回旋してくる状態になり、菱形筋をメインで使った肩甲骨内転運動を引き起こすことになってきます。
それを踏まえて、、
僧帽筋中部〜下部線維を賦活させるための考え方になりますが、僧帽筋は肩甲骨の動きにも作用しますが、脊柱・胸郭にも付着している筋肉になることが特徴です。そのため胸郭の動きも入れることによって僧帽筋のトレーニングになることが考えられます。
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